TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

千葉肝臓友の会 最終記念誌「さわやかさん」第169号に寄せて

 千葉肝臓友の会-最終記念誌「さわやかさん」第169号が届いた。私はこの記念誌に「篠田さん、ありがとう!」という」一文を寄稿した。篠田さんは機関誌に肝炎の最新治療に関する情報を掲載していた。その記載は詳細で実に重要かつ貴重な情報であった。私はインターネットでこの情報を取得して自らの「C型肝炎治療」の方向を模索していった。昨年(2019年)の8月に篠田さんの訃報に接した。篠田さんご自身もⅭ型肝炎治療を完遂したと聞いたが既に肝臓がんを克服することができなかったようだ。
 最終記念誌「さわやかさん」には複数の方の「肝炎治療体験記」が掲載されていた。その多くの方は、出産時や何かの手術時における血液製剤の輸血など、ウイルス罹患の原因が明らかな方が多い。私の場合はやはり今もっていつ感染したのかの原因がわからない。「私のC型肝炎物語」を纏めてみてもやはりわからない。やはり幼少時の予防接種時の汚染注射が原因だろうか?Ⅽ型肝炎の治療はインターフェロンフリーの飲み薬の開発で格段に進歩した。しかし、ウイルスが駆除されたとしても一度傷んだ肝臓の線維化は直ぐに治癒するわけではない。肝臓がんへのリスクは低くはなるがゼロというわけではない。私の場合も、いまのところウイルスは「ケンシュツセズ」となっているが肝炎が完全に治癒したわけではない。このことを肝に銘じておく必要があるだろう。「きもにめいず」とかいて変換すると「肝に命ず」となるのが言い得て妙である。