TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

アルツハイマ―病治療薬―米FDAに承認申請(興味深い新聞記事から

 「アルツハイマ―病治療薬―米FDAに承認申請」の記事を読んだ。
 画期的なニュースだ。現在、アルツハイマーの治療で使われているのいは、神経伝達物質の分解を妨げるなどして神経の働きを活発にさせるることで症状の改善を狙う、アリセプトなど4種類が知られている。5年くらい前に認知症に苦しんだ私の義母HTさんも、アリセプトの服用に加えて、ディスパッチという貼り薬も使用していた。どちらも、症状を遅らせるということだが、果たして効いているのかどうかもわからなかった。その後、アルツハイマー病の治療候補薬の治験が、相次いで中止においこまれたことにも既に触れた。その意味でも、明るい画期的なニュースだ。
 今回、米製薬大手のバイオジェンとエーザイは共同で開発していたアルツハイマー病の根本治療薬「アデュカヌマブ」の承認を求める申請を米食品医薬品局(FDA)に申請したと、7月8日に発表した。承認されれば、世界で初めて認知症の進行を抑える治療薬が登場することになる。バイオジェンによると、アデュカヌマブの治験(臨床試験)では、この薬を使った患者は約1年6か月後か月後に、使わなかった患者と比べて認知機能の低下が2割抑えられていた。脳の画像検査でも、Aβの蓄積が減少していたという。

 とても興味深い時期なので記憶と記録のためにまとめた。この記事は、朝日新聞・夕刊(2020年7月9日)に載っていた。