TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 アルツハイマー新薬(レカネマブ)を米国FDAが承認

 7月7日(金)七夕のよき日、府中市の多摩霊園に隣接した都立浅間山公園に山百合の花を見に同伴者のY子さんといってきた。ここは多磨霊園を訪れた際にいったことがあった。この日、標記のニュースがとびこんできた。朝日新聞夕刊(2023年7月7日)の記事から紹介しておきたい。

 <米国食品医薬品局(FDA: Food and Drug Admistration)は、7月6日、アルツハイマー病治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」を正式に承認した。認知症の薬が新たに正式承認されるのは20年ぶりで、対症療法ではなく病気の原因物質の除去をねらった治療薬の正式承認は世界で初めてである。>
 レカネマブはエイザイ(日本の大手製薬会社)と米国のバイオジェンが開発したものである。認知症の原因とされる、脳内にたまるたんぱく質アミロイドβ」を標的とした抗体医薬品である。認知症の全段階である軽度認知障害(MCI)と軽度認知症の人を対象とにした臨床試験(治験)では、薬を18か月使うと、偽薬と比べて症状の悪化が27%抑えられたということである。(ニューヨークからの外信)

<コメント>
 レカネマブの承認までには紆余曲折があった。効いたとして27%である。画期的なクス入りというまでには至らない。やはり、予防にまさる薬はないだろう。今日も真向法体操をして床につくとするか。

浅間山公園とは
 浅間山は多摩の台地が古多摩川などで削られるなか小高い丘として残ったもので、堂山(標高80m)、中山、前山と合わせて三つの頂をを持つ山である。コナラなどの雑木林おおわれ、武蔵野キスゲヤマユリ等の野草や、多くの野鳥、昆虫等が見られる。現在は貴重な自然景観として、都立公園となっており、地域住民によって保全されている。都立多霊園の一部境界を接している。