TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

トリオ・リベルタ コンサートに行ってきた!

 「トリオ・リベルタ コンサートー結成20周年、さらなる境地へ」を聞きに行ってきた。実は、このコンサートへは連れ合いのYさんがチケットを買っておいたものだ。しかし、梅雨明けが遅れて今日も朝から雨だった。足もとの危ういYさんが代わりに行ってほしいというので急遽わたしが参加した。
 「トリオ・リベルタ」のコンサートはには7年位まえに海老名市の市民会館で聞いたことがあった。メンバーはヴァイオリンが石田泰尚、ピアノが中岡太志、サックスが松原孝政のトリオである。ヴァイオリンの石田さんは坊主頭のユニークな風貌である。切れのいい身の動きがユニークである。会場は川崎市麻生区新百合ヶ丘にある昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワというホールであった。10年くらい前に旧協和銀行グラウンド跡地に昭和大学ができてから、このホールに行くのは3回目くらいである。開会は14時からだったので、13時に家を出て13時14分の新宿行きで新百合ヶ丘へ向かった。生憎の雨であったが久しぶりの音楽会の参加で少し緊張しながら会場に向かった。折からの、新型コロナウイルス感染防止対策のために、入場も独りずつ自分でチケット半券を箱に入れるスタイルであった。
 プログラムは、マーラー交響曲5番第4楽章(アダージェット)からはじまった。そのあと、第一部はモーツアルト:歌劇『魔的』より「序曲」、クライスラー:祈り(ラフマニノフ;ピアノ協奏曲2番第2楽章の編曲)、ハチャトリアン:『仮面舞踏会』より「ワルツ」、ファリア:『恋は魔術師』より「火祭りの踊り」、ガーシェウィン:サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー、ガーシェウィン:アイ・ガット・リズム、デイヴィス:『死刑台のエレベーター』のテーマ、マンシーニ:『ピンク・パンサー』のテーマ、であった。クラッシック音楽から入り、映画のテーマ曲へと移る構成であった。
 20分の休憩を挟んで、後半には次のような演奏があった。ロドリゲス:ら・クンパルシータ、エプワース・アデル:『007 スカイフォール』のテーマ、ピアソラミケランジェロ70’、レオノーラの愛のテーマ、ラ・カモーラⅡ、チキリン・デ・バチン、バルダリート、ブエノスアイレスの夏。後半のピアソラの曲が、トリオ・リベルタの十八番と見受けられた。「チキリン・デ・バチン「」では、ピアノの中岡さんがヴォーカル(歌)も披露した。
 この演奏会は、本来は5月2日(土曜日)に予定されていたものが、新型コロナウイルスの影響で、7月25日(土)まで延期されたものだ。多くの方が、チケットの払い戻しを受けて、残った熱心な観客が席も三密を避けて、間を置いて席が再設定されていた。雨の中、そして新型コロナウイルスが広がる中での、聴衆に感謝してか、アンコールが四曲も準備されていた、アンコール曲は、月の光(ドビュッシー)、ディク・ディン・ディン(ルグラン)、リベルタンゴピアソラ)、ミロンガ・ピカレスクピアソラ)の4曲であった。聴衆は雨にもかかわらず比較的に高齢者が多かった。昭和音楽大学新百合ヶ丘にできたために、音楽の街としての面目躍如ということであろう。

 思えば、音楽会も日本及び海外の旅も全てが連れ合いのYさんの企画、立案が多い。私の人生を豊かにしてくれた連れ合のYさんに感謝をしている。