本日も1万三千歩を歩いてきた。午後14時20分に出発して、ひたすら西に向かって歩いた。西に行くと「東光寺」というお寺があり、そこに千手観音像がそびえている。帰宅したのは17時30分頃なので、2時間余りの散策であった。帰宅して、15分位の休憩をとってから恒例の木刀振りを行った。木刀振りは、最初に腕回しをした後で、1クール21回を間に、アキレス腱伸ばし21回、踵落とし41回、スクワット31回、足振りと首まわしを挟んで行う。これで、木刀は左右とも百五回となる。これを合気道の稽古の無い日には励行する。日曜日も休まない。ただ、とくに疲労感がある日は回数を減らしたりするが原則として毎日実行する。これにより体重59~61キロ、体脂肪11~13%、HbA1c7.1が維持される。まるで健康志向そのものである。これも今までの病歴を考えると致し方のない生きざまである。このようにしていても風呂に入って自らの脹脛をみると筋肉が細くなってきているのを痛感する。
最近、フレイルまたサルコペニアという言葉をよく聞く。齢をとって筋肉が減って身体能力がおちてくることと理解している。ネットで調べてみた。
■フレイルとサルコペニア■
フレイルとは、加齢により心身が老い衰えた状態。シニアの低栄養やサルコペニアを起因として疲労、活力低下、筋力低下から身体機能の低下、活動の低下につながっていく。
サルコペニアとは、加齢や疾患により筋肉量が減少することで、全身の筋力低下、身体機能が低下することだと言う。診断基準があるのだという。
フレイルが出くる前には廃用症候群という言葉がでてきた。英語「Disused Syndrome」を日本語にしたものだ。要するに、使わないと駄目になる、ということだ。宇宙飛行士が長期間にわたり無重力の宇宙に滞在して帰還すると歩けなくなっている。かなり長期間のリハビリテーションしないと身体能力がもとに戻らない。
動物とは「うごくもの」であり、常に動いて重力に対抗していないと、身体が動けなくなるのである。ということで74歳の爺さんは、今日はも歩いて、木刀を振り、本を読み、「小説とはなにか?」と頭を使いながら、このブログを書いている。