TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

SNSの孤独を考えるために

 高校時代の同級生の鬼形輝雄君の歌が「朝日歌壇」に入選していた。さらに調べてみると彼は、5年くらい前に「歌会始め」に一般人からの10人の一人に選ばれていた。その彼の歌について、読むに堪えないような批判というか罵倒の文章が堂々とネット検索で見つかった。どこかで、名が売れると世の中のひとはこのように叩かれるのだろうか。何とかいう女子プロレスらーが、SNSで傷つけられて自殺に追い込まれた哀しい事件がつい最近あった。無名であることのほうがどんなに幸せなことだろう。こんなことを考えていたら、興味深い本の広告を目にした。

根本裕幸『ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本』(清流出版)
 著者の根本さんは、「心理カウンセラー」だという。
 <一緒においるのにさびしい・SNSでつながっていても孤独・「ずっと一人」という」恐怖・・・。具体例やワークを通して寂しさ、孤独への「対処法を紹介します。>

 実は、心理カウンセラーという類のひとには、一歩引いて考える性癖がある。読んでみたいが、眉唾ではないかとの感じもする。記憶のために記録した。
 SNSの孤独といううことはよくわかる。一面識もないひとの「友達申請」には基本的には応じていないのだが・・・。