TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

みすす書房が75周年を迎えたんだという―新聞記事から

みすず書房」は好きな出版社だ。ああいう出版社で本作りに参加してみたかった。社員は昔から20数名らしい。私が社会に出た1946年頃には社員を募集していなかった。社員募集は多分、時々1、2名の採用だろう。
神谷美恵子全集」「ドストエフスキー」(中村健之介)ほか、みすず書房刊の本を数冊は持っている。

「目の前の問題への即答ではない。政治的な主張を表明することでもない。長い歴史の時間軸の中で考え、視野を広げる。そんな本を作ろることを目指してきました。」
 自社の本を貫く理念について、森田省吾社長(65歳)が語る。
 フランクル『夜と霧』もみすずの本だ。東大全共闘かつての闘士、山本義隆さんの本もみすずから出ている。阪神淡路大震災直後に緊急出版した中井久夫編『1995年1月・神戸』の一部テキストを電子化して無料配信。以降、電子書籍化にも意欲をみせる。詩人の長田弘『世界はうつくしいと』もみすずの本だ。
 以上は記憶と記録のために、藤生京子さんの記事(朝日新聞夕刊、5月12日)から、概要を紹介した。