TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

C型肝炎ウイルス 免疫のがれの仕組みー気になる記事から

C型肝炎ウイルスの感染者は世界で2億人いるとされ、感染後に高率で慢性化し、脂肪肝や肝臓がんなどを起こす。ウイルスが長期間持続感染した肝臓では、薬でウイルスを排除した後でも病気が進行することがあり、問題になっている。」

 「医療サイト 朝日新聞アピタㇽ」という、ところに、」C型肝炎ウイルス 免疫のがれの仕組み」という記事(2021年月23日)が載っていた。冒頭に引いたのは、その記事からだ。記者は瀬川茂子さんだ。

 この記事は見捨てておけない。私はC型肝炎で20年以上苦しんだ。50歳時に、C型肝炎ウイルスキャリアと判明して、インターフェロン(PEG)及び飲み薬2種類でも駆除できず、3種類目のマヴィレットという飲み薬で漸くウイルスを排除できた。爾来、3年数カ月を経過したが経過観察中である。上記の記載によれば、「薬でウイルスを排除した後でも病気が進行することがあり」となると、私の場合はどうなうのだろうか。こんな記述を、さらりと書いていいのか。ウイルスを排除してからは、どいうメカニズムで病気が進行することがあるのか?きちんと説明して欲しい。
 この記事は、とても気になるので、記憶と記録のために採録しておきたい。阪大の岡本徹教授の研究室からの報告だ。注目しておきたい。

 <肝硬変や肝臓がんを起こすC型肝炎ウイルスが、病原体を監視する免疫の仕組みを巧みに逃れて感染し続ける仕組みを、大阪大の研究グループが解明した。病気の仕組み解明につながりそうだ。
 ウイルスが感染すると、細胞はウイルスの断片を細胞の表面に提示して免疫細胞に知らせ活性化さうる。しかしC型肝炎ウイルスが感染した細胞では、この提示に必要な分子の働きが落ちていることをグループは、見つけた。詳しくしらべると、この分子が働くためには、SPPというたんぱく質が必要だった。
 SPPはC型肝炎ウイルスの増殖に必要なたんぱく質であることがわかっている。ウイルスは、免疫系の監視システムが働くために必要な分まで、SPPを使ってしまうことで、免疫系の働きを抑えていると考えられた。ウイルスは敵である免疫系の武器を使って自らを有利にしているようなものだ。
 岡本徹教授は「C型肝炎ウイルスが長期間免疫を逃れて持続感染し、やがて病気を引き起こす仕組みについてさらに調べたい」と話しているとのことだ。この論文は、米科が学アカデミー紀要に発表された。

<コメント>米科が学アカデミー紀要とは、PRONAS(Proceeding of Natinal Academy of Science)だろうか。この記事の発見は、どの程度の価値があるのだろうか。もう一つピント来ない記事である。しかし、注目していきたい。