TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『連合野ハンドブック 完全版―神経科学×神経心理学で理解する大脳機能局在』の評判がよいらしい

 『連合野ハンドブック 完全版―神経科学×神経心理学で理解する大脳機能局在』の書評を読んだ。三村 将さん(慶大教授・精神・神経科学9が書いている。この本の編集者は河村 満先生(昭和大学教授・精神医学)だ。この本はもともとは雑誌『BRAIN  and NERVE』の68巻11月号(2016年11月)に掲載の同名の増大号をもとに改稿、加筆して単行本に設えたものだ。もともとの雑誌の増大特集は主に基礎研究の神経科学領域を扱ったもので、発刊当当初から好評で売り上げ部数を伸ばしているらしい。

 『連合野ハンドブック 完全版』は、「BRAIN and NERVE」の特集企画とは、根柢のコンセプトは同じでも、臨床ー症候面が加えたものだ。前頭連合野、登頂連合野、側頭連合野という3つの連合屋が担う高次脳機能を詳らかにするといゆ意図を雑誌から受け継いでいるが、まずそれぞれの連合野の神経解剖学的解説があり、その後に各セクションが基礎編と症候編に分けられている。

 三村 将先生の「書評」から、上記書の概要をかいつまんで記載した。近いうちに、医学書専門展に行って、この本を見てみたい。税込みで,9,900円と言う高価な本である。まずは、良書の刊行を慶びたい。私は、今から15年くらい前に、雑誌『BRAIN  and NERVE』の誕生にかかわった。記録と記念のために、「書評」の書評を書いた。