TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『日野原重明・瀬戸内寂聴ーいのち、生ききる』(光文社)を借りてきた

日野原重明瀬戸内寂聴ーいのち、生ききる』(光文社)を、稲垣図書館で借りてき嵯た。この本は、2002年9月にでた。まえがきによると、この本の元になった対談は、2002年5月末に、京都の国際会議場で開かれた国際内科学会の折に、日野原さんが嵯峨野の「雀庵」を訪ねて一度目の対談を収録した。そのあと今度は、瀬戸内さんが東京の聖路加国際病院を訪れて対談した。そういう複数会の対談に基づいて作った本だ。表紙に日野原さんと瀬戸内さんが並んで写っているが二人が若い。日野原さんは91歳で、瀬戸内さんは80歳くらいだろうか。うん、実に二人とも若いのだ。日野原さんが、新老人の会を作って、入会資格を75歳以上としたことがら書いてあった。早速、瀬戸内さんが入会したと言っていた。私ももうすぐ75歳になるので入資格が得られる。
 この本を読んで、瀬戸内さんの「かの子繚乱」を読みたくなった。岡本かの子という女性(作家)が凄い人らしい。岡本一平岡本かの子の息子が岡本太郎ではないか。この本の感想は読後にかくことにする。(更新予定)

 もう一つ、同時に借りてきたほんいついて記録する。
 中橋孝博『日本時の起源―古人骨からルーツを探る』(講談社選書,2004年)
 第6章 倭国大乱から「日本」人の形成へ
 3 アイヌ人と琉球

 ⇒この章には、アイヌ人と琉球人が似ていることについての件がある。
「(沖縄出身の高宮広土は)、北海道の大学に赴任して、そこでアイヌの人たちと出会って、こんなところに琉球人がいる、と一瞬不思議な気持ちになった経験があるという。」
 「アイヌ琉球人の類似性を最初に指摘したのは、ドイツ人医師ベルッで、彼はその診療や調査活動の過程でアイヌ琉球人の類似性に気づき、いわゆる「アイヌ琉球同系論」を唱えて。後の研究に大きな影響を与えた。・・・」

 芦原 伸の「ラストカムイ」、日沼頼夫さんの「新ウイルス物語」を読んでから日本人の起源に興味が深まっている。