株式会社KADOKAWA(昔の角川書店)がだしている、雑誌「短歌」を、川崎市麻生図書館で借りてきた。2021年の1月号だった。新春特別座談会「見つめなおす自己愛ー自分を育て世界と交わる」というのをやっていた。出席者といええtも、リモートでやったものらしい。馬場あき子、伊藤一彦、藤原龍一郎、小島ゆかりさん、四人の歌人が参加していた。みんな著名な歌人なんだと思うが、実は、馬場あき子さんの名前しかしらない。
冒頭に編集部がこういっている。
「今回の企画を考えたきっかけは、最近、特に若いひとたちの間で、自分を隠そうとか、自分を出すこと恥ずかしいという風潮があるのではないかと思ったことです。」
この座談会はとても面白かった。
(あとで追加する)
最後に、気に入った発言を引用する。
小島 大友家持だって藤原定家、和泉式部だって、みんな自己愛が凄まじい。
馬場 悲しみの思いは和歌でなければ払い難いって家持が言っているね。
やはり、歌を詠むことで、ひとは乗り越えて生きて来たんだね。私にも自己愛は十分にあるのだが、分裂したような自我は育ちの暗さによるのだろうか。もうそんあことを言っている歳ではによね。