TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

小泉八雲記念公園のこと

 小島信夫さんの『黄金の女達』と芦原伸くんの『へるん先生の汽車旅行』を併行して読んでいる。何故か小泉八雲が私に迫ってきたのだ。すると、小泉公園の情報が新聞に載っていた。興味深いことだ。記憶と記録のために紹介する。本日、2022年1月29日の朝日新聞夕刊の記事だ。

 新宿の大久保通りから少し外れ、住宅街の中に「小泉八雲記念公園」があるんだという。 小泉は、晩年を大久保で過ごしたんだという。ギリシャ生まれの小泉は、アメリカを経由して島根の松江にやってきた。松江から熊本に移り、さらに江戸、東京にやってきた。晩年といっても、1850年~1904年まで生きただけだから54歳であった。この公園は、ラフカディオ・ハーンから小泉八雲とという日本人小泉を偲ぶ場所として、1993年年に居宅跡近くに開園したんだという。広さ1500平方メートルほどの小さな公園だが、ギリシャの神殿をイメージした石柱や石畳、オリーブの木など所々にギリシャを想起させるデザインが施されている。この地域で過ごしたのは短いが、近くの学校で講演したり、同時期に早稲田で教えていた坪内逍遥とも交流があったんだという。新宿区大久保1丁目にある公園だというので訪れてみたい。