TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

合気道師範「遠藤征四郎先生」の指導を久しぶりに受けて思うこと

 新型コロなウイルス感染拡大による緊急事態宣言、そのごの蔓延防止の影響で、これまで月に一回の頻度で指導を受てきた遠藤師範が指導に来られなくなった。2022年3月26日(土曜日)、久しぶりに遠藤師範が指導に来られた。この折のことを記憶と記録のために書いておきたい。
 実は、私の所属している合気道の稽古グループはいま存続の転機(あるいは)危機にある。これまで、30年近くにわたって会の運営に携わってきたE氏が物忘れがひどくなって、会の運営事務に齟齬を来たすようになってきた。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、毎水曜日に行っていた夜の稽古(18時~21時)を中止した。それを理由として、若い会員の一人(H氏)が退会して独立して別の稽古グループを設立した。複数の会員がそちらに移って行った。Hさんは、遠藤師範の弟子ともいわれる合気道に優れた若手の有望株である。そのために私たちのグループの師範であるS氏との間で感情の縺れが生じてしまった。この流れは、世の中で往々にして生じる人間関係の織り成す縺れである。そんなこともあり、私たちが月一とはいえ指導をを仰いできた遠藤師範との関係も微妙な綻びを内在することになってしまった。
 こんな状況下での久し振りに遠藤師範の指導をうけたのであるが、格別の想いを感じさせられていた。柔らかい稽古、いまいまの時に集中して稽古することがいかに大切かであるかを、再認識。帰り道で、
 帰路がいしょだったので、「師範は翁先生の立ち姿の美しさに惹かれて、合気道に進まれたとお書きになっていましたね」とお尋ねした。「その通りです」と仰っていた。それにつけて、私の立ち居振る舞いが如何に下品であるかを思い知らされる。若い頃から、「地面に唾すること」も平気であった。田舎の草の中で育ってきたので立ち振る舞いが美しくないのである。こんなことではいけない。やはり音をたてない歩き方、美しく生きることを少しでも求めていきたい。これが合気道の稽古で培っていく私の今後の道であろう。