TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

がん「光免疫療法」ってなんだ?

 「がん光免疫療法」研究所が、この4月に、関西医科大学に出来たんだという。所長に、この治療法の開発者の小林久隆さん(米国・NIH主任研究員)が就任した(NIHと兼務)。この記事は、朝日新聞朝刊(2022年5月3日)に、瀬川茂子さんという記者が書いてた。興味を持ったので、引用して纏めておきたい。

<光免疫療法は、特定のがん細胞にくっつく抗体と、近赤外線当てると反応する化学物質を結合させ、薬として使う。光を当てると、光に反応した薬ががん細胞を壊す。壊れた細胞から、がん特有の物質が飛び出し、免疫細胞に取り込まれる。免疫も活性化され、残っているがんを攻撃する。がん細胞だけをねらえるため、正常な細胞を傷つけず、副作用が少ない利点がある。>

 「がん光免疫療法」は、従来の治療法に効かない頭頸部がんを対象に、2020年には承認されたんだという。
 今後の進展に、注目をしていきたい。