TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

気になる本『人生を整える距離感の作法』(曽野綾子著)おかについて

 曽野綾子さんって知っていたら嫌な女性だろうな、多分。先に亡くなってしまった三浦朱門さんとは幸せな夫婦であったのだと思う。夫婦二人もが作家というのも大変だ。三浦朱門さんは、作家というよりも教養の人であったのではないか。文化庁長官を務めたこの人の「小説」も読んだことはない。今度、読んでようかな。三浦さんは教養人であったが、認知症を最晩年は患って死んだ。『夫の捨て方」のような本を曽野綾子さんが書いていて、興味深く読んだ。タイトルは、売らんがために編集者がセンセーショナルなものをつけたもので、中身は如何にして、夫を介護して見送ったかという本であった。
 さて、曽野さんの「人は如何にに生きるべきか」というハウツー本は既に読んでいて、大対の考え方の骨子は知っている。大同小異であろうが、やはり読んでみたい。

<➀人間関係に悩んだら、いい人をやめてみる、②子供は、親の思い通りはそだたない、③夫婦喧嘩でも言ってはいけないこと
 上記の、3点は既にほかの本でも書いている。「いい人をやめてみる」、全くその通り。誠実にいきるというのも草臥れるし、本人は誠実な態度のつもりが拘りであったりする。「こどもは別の人格をもった他人である」ということが親にはわからない。「夫婦喧嘩でも言ってはいけないこと」ってあるんだろうが、夫婦の諍いと言うのは、そもそも「言ってはいけないことを言いたいから」始まるのだ。だって、「生まれが悪い、育ちがわるい」っていわれても、生まれなおすことも、生きなおすこともできないのだ。
<④相手の「聖域」には踏み込まない、⑤本当に譲れないものいがいは適当にながす…、等々。>
 だいたい、どういうことが書いてあるのかは、この広告でわかる。できることなら、わたしの連れ合いのY女子に読んでもらいたいのだが、本を読まないひとなので、恐ら目に触れることはないだろう。だから、私がよんでひとり納得するしかない。
「90年で培った、人づき合いの知見」が決め手の言葉だ。
「マガジンハウス新書、1100円。」これのほか、以下の2冊の広告が同時にあった。

『70代で死ぬ人、80代でも元気な人(和田秀樹)』
 70歳からの「危険な10年を乗り切る極意、といキャッチ―が乗っている。私にとっては、酒を飲むのを止めるか、控えれば、上記が実現するだろう。もっともッと、本を読みたいのだ。75歳から80歳までの5年間で、読める限りの本を読みたいのだ。そのためには、酒を飲む時間を、読書に切り替えれば良いのだ。そうそうれば、和田さんの生き方の理想に近つけるだろう。

『捨てない生き方(五木寛之)』
 捨てなくでいいーー、愛着ある「がらくた」は人生の宝物である。まったくその通り、私の宝物は、本と雑誌と、古いファイルノートなのだが、これらが、私が書くものの素材となっている。私の行きてきた証はなくてもいいのだが、それでも最後には、「それなりに面白かった」と言いたいものだ。
 本日も、記憶と記録のために、マガジンハウスの本の広告から考えてみた。