TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

朝日歌壇と俳壇を今日も読む

 意識的に朝日歌壇を読むようになってから1年余が過ぎたと思う。歌は生きる糧になることはよくわかった。むつかしいが読むのは楽しい。詠むのはむつかしい。
 <しおりには原爆ドームを描いたのに修学旅行は延期になった(奈良市 山添 葵)⇒高野公彦、馬場あき子、佐佐木幸綱 3人の選者が選んだ:
 山添 葵さん(山添さん親子歌人)は、歌の作り方が上手い。修学旅行は、奈良から広島だったんだろう。事実をそのままに57577にはめ込んで歌になるんだな。ただ、上手すぎるよ。

<いつの日かゼレンスキーの背広着る日がくることを祈り待っている(町田市 古賀公子)>⇒永田和宏、馬場あき子共選:
 この歌、世相歌の代表なんだろう。こういう歌を詠むと選ばれるという意識が見えて好まない。

<妹と買う色違いのワンピースこうしておばあちゃんになりたい(富山市 松田梨子)>⇒馬場あき子選:
 松田梨子さん、わ子さんが妹なんだね。姉妹歌人だ。上手いねえ。どいうふうに成人しておばあちゃんになるんだろう。

<見るための写真ではなく若者は見せる写真を幾枚も撮る(観音寺市 篠原俊則)>⇒佐佐木幸綱
 篠原さん、爺の私もスマホで見せる写真をたくさん撮りますよ。