TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

知好楽ーこれを知る者はこれを好むものにしかず・・・・合氣道の稽古から思うこと

 「これを知る者はこれを好むものにしかず これを好むものはこれを楽しむものにしかず」

 この言葉は誰がいったのであろうか。後で調べてみたい。子曰く。孔子だった。
 さて、本日は合気道の稽古をしながら上記の「知好楽」を思い出した。ものごとは、多分、生きることを含めて楽しむものには適わないのであろう。先日、読んだファさんの『知の整理術』のことも想い起した。楽しむことがものごとの上達の早道であろう。「好きこそものの上手なれ」という諺もある。
 本日は、S師範の指導で諸手取りの各種の技の稽古をした。そのなかでも一番の気付きがあったのは、Nさんとの稽古であった。諸手取りの呼吸投げの技の際に、相手の手首を諸手で握るさいに敢えて固く握るのではなくて、掌を相手の手首に押しつけるようにして、受けの際も体幹を下腹腰に注意を向けて上半身は背筋を伸ばす態勢で受けをとることの指導をしてくれた。「目から鱗が落ちる」というような気付きがあった。そのような稽古をすると、受ける際も姿勢が崩れずに楽に動くことができる。かつ姿勢を正しくすると下半身で体幹を支えるので柔らかい動きをせざるをえなくなる。取りの場合も同様であり、余分な力をいれないので身体は楽に動けるうえに相手を容易に崩すことができるのである。このような動きをしていると、依然、目標に掲げた「音を出さない稽古」ができるようになる。
 本日の稽古は役に立った。