TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 合気道の要は「間」にあるか ~E師範の稽古に思う

 猛暑の本日は久し振りにE師範が指導に来られた。お盆明けなので出席者は11人と少なかった。本日の稽古の概要を記す。

 準備体操のあと、「自然体で立つ」ことから始めた。下腹(臍下丹田)に意識を入れるほかは全ての力をいれずに自然に立つ。
 片手取り、次いで両手取りからの技の稽古をした。本日の稽古の要は「間」にあると感じた。
 「間が悪い」「間が抜けている」
 日常語の中に「間の表現」がたくさんあることに気が付く。相手が片手をとってきた時に技に入る時に間が空き過ぎ相手を引きよせる動作をすれば反応して抵抗するので自ら近寄り狭めて「自分の間」にすれば容易に技がかかる。反対に「間が狭すぎる」ときには自らが「間を広げて」つまり相手から離れるように動けば容易に技がかけられるようになる。たったこれだけのことであるが私にはできていないと知った。心して今後の稽古をやろう。それと、相手に片手を取られた時にに手首を上げるのではなく、その取られた位置のままで右に捻り、左手で握って来た相手の手首を掴めば容易に左に捻り捌くことができる。この動作が私にはできていなかった。そのことが本日の収穫であった。
 帰りに、11人の稽古参加者のうちで、私とS師範を含めた5人でE師範んを囲んで懇親の会を持った。

 例によって、本日の気になる本を探してみた。

(1)『中井久夫 人と仕事』(再相葉月、 みすず書房、2860円)
 <「患者とは考え、考え、考え、考えているものである。」数々のヒントを遺した人の全姿。>とのキャッチ―・フレーズだ。中井さんの没後1年を経ずして、この本が」でるとは前から書いていたのだろうか? 著者の最相さんはどんな人か?関心がある。

(2)『じい散歩』(藤野千夜双葉社、825円)
 夫婦あわせて、もうすぐ180歳。三人の息子は、全員独身。ユーモアと温かさがじんわりと胸に沁みる、ある家族の物語。ということである。
認知症気味の妻、引きこもりの長男、自称長女の次男、借金まみれの三男…。いろいろあるけれど、「家族」である日々は続いていゆく。>

 待望の文庫化とあるので、前に出た本らしい。うえの文書をよめば、失敗の家族のようにおもえるのだが、「家族」ってなんだ。幸せってなんだ?