TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

病気自慢ーC型肝炎ウイルス(HCV)と共に生きてきた

   内館牧子さんの新刊小説『老害の人』という本の広告を読んだ。高齢者が顰蹙を買うのは経歴自慢、孫自慢、病気自慢だという。輝かしい経歴を語れば余計に嫌がられる。孫がいくら可愛くとも恵まれない人もいる。そこまでは頷けるが病気自慢はいいのではないか。生まれて老いて病んで死んでいく。万人の常だから迷惑にはならないのでは、と私は思う。
 町田肝友会が36年の役割を終えて幕引きとなる。千葉肝友会の終了後に町田肝友会に私は移籍した。町田市福祉会舘において、2017年10月8日(日)午後に開かれた「肝臓病医療講演会」で、加藤直也先生(千葉大教授・消化器内科)の講演から、C型肝炎に対するインターフェロン・フリー薬マヴィレットについて、最新情報を得た。翌年、2018年3月2日から、マヴィレットを12週間服薬。そして、幸いにもHCVの排除に遂に成功した。1998年8月、偶然に受けた人間ドックでHCVキャリアと判明してから二十余年が既に経過していた。この日々を「私のⅭ型ウイルス肝炎物語―ウイルスと共に生きてきた」というブログ(tomydaddy)に纏めた。共生していたウイルスが慎重な生活を求め、宿主の私を生かし続けてくれたのでは(?)とさえ今は思う。私の正直な「病気自慢」だ。 (2023.2.6)