TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

朝日歌壇と俳壇を読む

 歌壇と俳壇を読むのが習慣になった。

夫の手の皺の深さに気がつきぬ湯のみを受け取る人のいる幸(佐世保市 近藤福代)⇒馬場あき子選: こういう歌は自然にでるのだろうな。

わが傍に正義派がいて居酒屋でものを食ふとき少しうるさい(東京都 山下征治)⇒佐々木幸綱選: だいぶじゃなくてずいぶんうるさいんだろうな。

郵便局往復五十分歩くから歌壇投稿は健康にいい(ひたちなか市 篠原克彦)⇒高野公彦選: この歌は地方のおじさんだろう。こんな風に詠めばいいのだ。

<この国が軍拡に舵を切る最中「週刊朝日」休刊決まる(磐田市 白井善夫)>⇒ 永田和宏選: 「週刊朝日」ってどう言う傾向だったっけ?それが、休刊との原因か?週刊新潮週刊文春はなんか俗っぽい感じだが、「週刊朝日」は正統の記事をこのんだかな?

 さて、今週の歌壇には常連の篠原さん、奈良の親子、富山の姉妹の歌も載っていなかった。その代わり、平凡な「私歌」が多かった。単純でたわいのない歌だった。

 次に、俳壇に移る。

<ふるさとの渋谷が死んでゆく夜寒(武蔵野市 相坂康)>⇒長谷川櫂選:
 渋谷は江戸時代の頃は田舎だった。等々力なんて、渓谷の流れる谷だった。

すこしづつ年取ってゆく寒さかな(横浜市 込宮正一)>⇒大串 章選:
 こういう単純なことも俳句になるんだな。

<過ちをまた繰り返し猫の恋富士市 村松敦視)>⇒高山れおな: 「猫の恋」って冬も季語か?

<髪切ったね言葉が大事春近し(甲府市 藤巻嘉秀)>⇒小林貴子選:
 「言葉が大事」ってどういう切り口なんだろう。でも、面白い。

今週は、推薦の俳句に以下を推そう。

すこしづつ年取ってゆく寒さかな(横浜市 込宮正一)