TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

今日も朝日歌壇と俳壇を読むー相変わらずウクライナのうたが詠まれるね

 19日(2023年)、日曜日は合気道の日曜日の稽古であった。相半身正面打ちからの各種の技の稽古をした。美しい稽古、楽しい稽古を目指したが実現はそこそこであった。
 本日¥も、朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ。歌壇では、今回も観音寺市の篠原さん、奈良の山添さん母娘、富山の松田わこさんらの歌が載っていた。朝日歌壇の常連歌人の皆さんは健在で力つよく生きておられる。そこで、今回は、ほかの人の「普通うた」を拾ってみた。

<人を止め車を止めて老鹿は万葉の時間を歩いておりぬ(川崎市 新井美代子)>⇒馬場あきこ選:
 「万葉の時間を・・・」というのが、いいね。奈良の鹿は野生の鹿だきくと驚く。角切はひとがやっている。

<いつまでも上司のごとく命ずるな妻になじられ後ずさりする(東京都 松本秀男)>⇒ 松本さん、上司の時代は命じていたのかな?私の場合は、部下を持っても、「これやってくれる?」って依頼するしかできなかった。弱い上司だったんだね。

<やわららきことばでゆらすゆりかごのゆれるあかごのえがおのたのしさ(神戸市 鈴木まや)⇒高野公彦選:
 「鈴木さん、ぜんぶひらがなで詠み、「ゆ」のおとがみみにやさしい。」

<将来の夢など語る山小屋に夫でも彼でもない男たち(岩国市 石井久美子)>⇒永田和宏選:
 「石井さん、単なる男友達、山友達であった彼らとの懐かしい会話」と永田さんがコメントしていた。そういう想い出の歌なのかなあ?

 <全員が辞表を出すとふ選択肢取らぬか取れぬか学術会議(京都市 皐月直子)>⇒永田和宏選:
 まったく、皐月さんの歌には賛同するが、こんな歌をつくるのかな?「学術会議における菅首相時代の任命拒否の問題は、岸田内閣になっても終わっていない。なんか日本の政治家の精神の貧しさを感ずる。

 次に、俳壇に移る。
<少女の目少年の鼻ひな祭(千葉市 宮木治)>⇒高山れおな選:

 宮城さんの俳句は面白い。お雛様の顔って、「ツンとした鼻」が特徴であり、かわいいというより、懐かしい感じがするのはなぜだろう?