TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「下実上虚」を旨とした合気道の稽古と朝日歌壇俳壇を読んで記す ~海の日や海に謝ることばかり

 上高地の旅から帰っての初めての日曜日。午前中はワードエクセルの復習に参加、昼食を挟んで合気道の日曜稽古に参加した。「ワード」講座では、均等割り付け他、有益なワード練習をした。午後の、合気道の稽古では、「下実上虚」を旨としながら両手取りの技の稽古をした。

 さて、恒例の朝日歌壇俳壇を読もう。

 <ふんわりとポプラ並木のわた毛とび初夏うつくしき札幌の夏(仙台市 沼沢 修)>
永田和宏選:
 札幌に5年間も住んだのに、こんな美しい感覚を覚えなかった盆暗な私。

 <「うらぶれた生活(くらし)しないで」生前の妻の言いしをひたすら守る(舞鶴市 吉富憲治)>⇒永田和宏
 上の歌の意味はうおくわかる。よい夫婦だんだろうな。羨ましい。

 <へこんでる私に母はなつかしいネコの小皿でサクランボ出す(富山市 松田梨子)>⇒永田和宏、馬場あき子:
 二人の撰者が選んでいる。松田さん、なにがあったんだろう。いろいろあるよね。

 <亡き妻の日記を何度読むことか妻在りし日は一度もみずに(我孫子市 松村幸一)>⇒佐佐木幸綱選:
 妻の日記は黙って読んではいけないし普通はよめないだろうに。この歌って何?なんで選ばれたの?

 <夏草にすがりし蝶に声かけて草刈り鎌の試し切りする(三浦市 秦孝浩)>⇒高野公彦選: こういう、日常詠っていいね。

 今週の一押しは、

たこ焼きは夫の担当竹ぐしを持ちて子と待つ半夏生の日(奈良市 山添聖子)>⇒高野公彦選:
 山添さん、きれいな幸せな家庭が見えてくるようだね。

 次に俳壇を読む。今、テレビでみている「ぷればと」の俳句とだいぶ雰囲気が違うように思う。

 <海の日や海に謝ることばかり(日進市 松山眞)>⇒小林貴子撰:
 この句はよくわかる。

<幽霊の図を修復す原爆忌筑紫野市 二宮正博)>⇒長谷川櫂撰:

<ただいまかえりました八月の空耳(武蔵野市 蓮見徳郎)>⇒小林貴子、高山れおな共撰: 二人に選ばれているが、これって俳句なの? 575ではないし、10・9なのだが、実は私には意味も分からない。

 「海の日や海に謝ることばかり」
 この俳句がすごいと思う。海にはプラスチックのゴミだけでなく、こんどは、原発の汚染も流すことになる。