TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

朝日歌壇と俳壇を読む— 「龍天にもういくさなどやめんかい」 いい句だね。

 本日は合気道の日曜日稽古であった。午後13時から15時まで正面打ちの捌きの稽古を行った。出席は11人であった。美しい稽古。楽しい稽古を目指したが、やはり苦しきことの多かりき。

 さて、今日も朝日歌壇と俳壇を読んだ。

<宴会に三年ぶりの瓶ビール飲めば美味しい缶ビールより(京都市 五十嵐幸助)>⇒佐佐木幸綱選:
 この歌って詠えるようで歌えないのかな。事実を57577にあてはめただけ。短歌ってそこからはじまるのか。

<鹿たちをかわして向かう税務署の署という漢字は少し強面(奈良市 山添聖子)>⇒高野公彦、永田和宏共選:

 山添さん、二人の選者じゃら選ばれていた。確定申告に行ったのかな?日常を何でも巧みに詠んでしまう。

<こんなにも豊かな笑顔をもっていたマスクを着けず下校する子(観音字市 篠原俊則)>⇒高野公彦選:
 篠原さん、政治を詠うよりも日常を詠う方がいいね。

<「新兵を募集してます 要るものはあなたの命ひとつだけです(観音寺市 篠原俊則)>⇒永田和宏選:
 篠原さん、こんなウクライナの戦争の歌なんて詠まなくていいよ。傍観者だろうに。選ぶほうもどうかね。

<する予定全くなかったケンカしてポカンと空いた春の一日(富山市 松田わこ)>⇒馬場あき子、永田和宏共選

毎週、読んでいるけれど、短歌って自分ではなかな詠めない・・・。
ずれそうなパンツのゴムを通す時ああこれが独りなんだと知る(高松市 島田竜平)>」⇒永田和宏選:
 島田さんの歌が気にいった。

 俳壇に移る。

<格闘家のような赤子や山笑う(戸田市 蜂巣厚子)>⇒小林貴子選:「固太りの赤ちゃんなんだろう。それにしても「格闘家」とはすごいと、選者のコメント」

<龍天にもういくさなどやめんかい(郡山市 寺田秀雄)>⇒長谷川櫂選:「言ってもしょうがないけど言いたい。プーチンよ。」と選者のコメント。
 「龍天」って春の季語なんだ。春分の頃に龍が天に登り雲を起こし雨を降らせるんだって・・・。