TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

今日も朝日歌壇と俳壇を読むー「桐の花空に憧れ空に散る」がいいね、目に浮かぶ

 昨日は、合気道の土曜稽古の日であった。胸取りからの各種技の稽古をした。8年ぶりくらいに都内在住のSさんが稽古に来た。秦野のHさんも来た。総勢17名の参加であった。本日も、「下実上虚」の言葉を念じながら美しい稽古をがけた。

 先日(6月8日)に、「三歩会」の6月の会で、横浜市の舞岡ふるさと村に行った折に面白い男性に出会った。最初に出会ったのは、「舞岡のコウちゃん」と自称していた六五歳くらいの男性で、自転車の荷台に箱をいれてやってきて、突然話しかけてきた。瓜久保の家の奥のかっぱ池の畔であった。プエラスチックの箱に小さな(三センチくらい)の金属製の鳥の模型を沢山持っていて、それを家内の帽子につけてくれた、女性にしかプレゼントしなにのだという。これも、人との交流の手段のようだ。もう一人は、舞岡公園のばらの丸の丘で弁当を食べ終わったところに寄って来た。朗々と詩吟のように歌を口ずさんだ。毎日のように散歩しながら短歌を作っているらしい。昭和九年生まれの八八歳だと言っていた。まだお元気な爺さんであった。この方も、短歌で生きているのだろう。

 さて、今週も、朝日歌壇を読む。

<小学生でもなく中学生でもなく春休みの私は何者ですか?(奈良市 山添葵)>⇒永田和宏選:
 山添君、四月から中学生になったんだね。素晴らしい表現力だね。素直に自分を表現しているだけなんだが・・・。

<軽トラに積む百箱のとりたての朝のキャベツがまだ濡れている(三浦市 秦孝浩)>⇒馬場あき子、佐佐木幸綱共選:
 三浦半島に遊んだときに、キャベツの植え付け後の畑の近くを歩いた。もう秀収穫時期なんだね。

<踏みしめて朝の山道ゆくときに横斬る春の蛇みずみずし(横浜市 黒坂明也)>⇒佐佐木幸綱選:
 「冬眠からさめて出てきたばかりの蛇を)『みずみずし』と見た新鮮さ。」と、選者のコメント。「みずみずしい」との表現はできないね。

<献立と短歌(うた)を交互に考えつつスーパーへ向かう夕暮れの道(川越市 津村みゆき)>⇒高野公彦選:

次に、俳壇を読む。

<麦の飯隠して喰いし日々ありき(千葉市 鈴木一成)>⇒小林貴子選:

<父の日や父になれずに叔父戦死(前橋市 荻原葉月)>⇒小串章選:
 前橋の荻原さんは、短歌と俳句と両方が,時々、入選している。

 読むだけでなく、もう一度、57577に挑戦してみよう。日常の景色を散歩しながらうつすことからか・・・・。

<桐の花空に憧れ空に散る(岡山市 下山義之)>⇒小林貴子選:
 この歌はいいね。桐の花って高いところでひっそりと咲いて散る。