TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 私の「医人」たちの肖像― (167) 大井玄さんと波平恵美子さんと対談

 大井玄さんに直接おめにかっかたのは、1990年代に医学界新聞の企画で文化人類学者の波平恵美子さん(当時は九大?)と対談を行った時である。この企画は同僚のAY君のものだった。AY君が医学界新聞担当から看護書籍部に異動になり看護学テキストのひとつとして「文化人類学」の本を波平さんに書いてもらい、その宣伝も含めた企画ではなかったか?資料も無いので記憶から書いているのだが大井玄さんのお人柄には惹かれるものがあった。昨日、恩蔵綾子さんによる『脳科学者の母が、認知症になる』を読んでいたら、大井玄さんに『呆けたカントに「理性」はあるか』という著書があることを知った。そこで、急遽、大井さんについてネットで調べた。興味深い本を沢山書かれている。
(1)『病から詩が生まれるー看取り医が見せた幸せと悲哀』(朝日選書)

(2)『「痴呆老人」は何を見ているか』

(3)『終末期医療ー自分の死を取り戻すために』(弘文堂、

 大井さんは、1935年生まれで、ご健在だ。私より12歳上だから88歳だ。大井先生の本を是非とも読んでみたいので急いで書いておいた。医学界新聞のバクナンバーもで対談の掲載号も探してみよう。