TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「古事記」ってなんだー『大人の教科書 国語の時間、青春出版社、2002年)を読み始めた

 「古事記」は日本最古の文学であり、神々の活躍を描いている。

 天武天皇が記憶力抜群の舎人(側近の人)稗田阿礼(この人は女性男性?)に歴史的実を暗誦させた。天武天皇の死後にこの仕事は元明天皇に引き継がれた。そして、太安万侶(おおのやすまろ、こういう漢字なんだ)が稗田阿礼が集めた伝承から文章化するものを集め『古事記』を完成させたのが712年(和銅5年)だ。
 『古事記』は、まず「国生み」の伝説として知られる日本国の創造から始まっている。イザナギイザナミという二人の神が日本国をつくったっていうのだが、男と女の神なんだろうか?天地創造は神のみぞ知るってことなんだが・・・。
 『古事記』は上・中・下の三巻で構成されているんだって。構成された内容は歴代の天応の時代に応じてまとめられている。単なる歴史ではなくて壮大な物語なんだって。みんな読んだことはないんよね。
 ここで、最近、作家の町田康さんが出した『口訳 古事記』のことを思い出した。こちらを先に読んでみたい。
 とこれで、『日本書紀』も名前は知っている。こちらは外国(中国)に日本を紹介する目的で,中国史書の体裁をとっている。『古事記』からたった8年後の、720年に『日本書紀はできている。その頃って本を作る紙(和紙)はあったんだね。2023年の現在から1500年チョット前の時代なんだが、文化の高さは驚くね。