TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 夏草や酷暑の夏に今日も読む〜俳壇歌壇わからぬままに

 狂ったような酷暑が続く。夕方から4泊5日(車中1泊)で上高地に行く。残していく鉢植えの植物に水やりができないので枯れそうだ。家中のたらい洗面器を総動員して鉢植えを入れ水を差していくことにした。蚊が湧くかもしれない。実は湧くのではなく蚊が卵を産み付けるんだろう。近隣のみなさんご容赦を。

 さて、

 夏草や酷暑の夏に今日も読む俳壇歌壇わからぬままに

 <沖縄に基地を増やしてミサイルを置いて迎える今日の慰霊の日(熊谷市 飯島 悟)>⇒ 高野公彦選:「一首目、今なおお沖縄にさまざまな負担を押し付けている国家への批判。」と高野さんがコンメントしている。まさに現実の姿を詠んだんだ。

 <またひとりおさな子逝けり戦争のないこの国に生まれしものを(東京都 八卷陽子)>⇒高野公彦選: 先週来こどもを見殺しにした記事が新聞やテレビにでていた。見殺しというより嬲り殺しである。なんでこんな事件がおきるのだ・・・。

 <泣くような事もないけどこのままじゃ泣かない人になっちゃいそうだ(富山市 松田わこ)>⇒永田和宏佐佐木幸綱共撰):
 松田さん、心配いらない。こころ豊かに成長している。親御さんも素晴らしい。将来はうれし泣きすればよい。

 <認知症の夫君の傍(かたえ)わが友は笑みつつ共に草を引きおり(下野市 若島安子)>⇒馬場あき子選:

<百均で贖いしペンで署名する明朝提出の離婚届けに(三原市 下西道子)>佐々木幸綱、馬場公彦共撰: 下西さん、短歌で強く生き続けて欲しい。まったく大丈夫に思う。

次に、俳壇に移る。

 <子を産んで日本が好きかつばくらめ(かすみがうら市 那須野敬子)>⇒小林貴子撰: 昔は田舎(群馬)でんも燕がきていた・・・。

 <炎天に迷子の我を捜しけり(熊谷市 内野 修)>⇒小串章撰:「迷子の我」って自分のことなのだろう。

 夏日に俳壇と歌壇を読むが心に響く歌がない。

 <いいことだけがあったわけではないけれどいいことだけが心にのこる(豊中市 夏秋淳子)>⇒このうたがいい。

 今日も気になる本を見つけた。

(1)「自分を励ます 一日一行 練習帳』(斎藤孝 自由国民社、1320円)
 「名言を声に出して読む+なぞり書きすると「やる気」が出る!んだって。日本と世界の格言をテーマごと計50掲載。斎藤さんは本の作り方が上手い。

(2)『どうせ死ぬんだから』(和田秀樹SBクリエイティブ、1430円)
 「好きなことだけやって今を幸せに生きる。人生終盤ぐらい迷惑をかかえてもいいじゃないか。『80歳の壁』(ベストセラーの著者が初めて記す「死生観」なんだって。①財産を残すために人生を我慢しない。②一番怖いのは「認知症」より「うつ病」。③「孤独死=可哀そう」はメディアの刷り込み。④在宅介護より施設死をすすめる理由。⑤終活より残りの人生を充実させよう。

 和田さん、本を書きすぎるね。読みきれない。今回の本が決まりかな?