TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『孤塁の名人ー合気を極めた男・佐川幸義』(津本陽)を読んでいる

  合気道の稽古を始めて36年になる。一向にというか少ししか上手くならない。しかし、合気道の稽古をした日数だけ私は生きていると思う。長生きしていると思う。もし合気道に出会っていなかったら今の私はもうこの世にいなっかただろう。そのことは確信に近い。

 これまで合気道に力はいらない。つまり筋トレとか鍛錬は不要と思っていたが、この本を読んでみると佐川幸義さんもその師匠の武田惣角も物凄い鍛錬をしていると知った。身体を鍛えてその結果として身体の自由が得られているのである。

 武田惣角合気道の神髄は「合気上げ」にあるとしった。その技を惣角から伝授された(獲得した)のは佐川幸義さんのみのようだ。いまの私もわからない。