TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 ほんとうのことを書いた本は面白い」~ 『教養としての「病」(佐藤優、片岡浩史)を読み継ぐ

 時間というか時の流れが好循環してきたような気がする。「生きて読んで書いていく」時間を神が私に授けてくれたのかもしれない。片手超える勤務時代の同僚あるいは友人ともいえる人たちが既に幽冥境を異にした。そんな中でこうして「本を読めてブログで自分の気持ちをかける時間があること」に驚きと喜びを感じる。

 本日は合気道の水曜日の稽古であった。18時30分からの稽古に備えて17時過ぎに家を出た。りそな銀行合気道の会計事務を済ませて武道場についた。本日は、S]師範のほかはHさんと私の三人のみであった。準備体操のあとで、片手取りの呼吸投げ、回転投げの稽古をした。30分間の稽古のみで短縮稽古として終了した。

 帰宅して、『教養としての「病」(佐藤優、片岡浩史)を読み継いだ。「本当のことを書いた本は面白い。正直な感想だ。

 第二章 「生き方の基礎」を見つけた場所
を読んだ。第一章 医師と患者の「共同体」をどうつくるか

 が、どちらかというと、患者としての佐藤さんが多く語っているのに対して、ここでは、患者の佐藤さんが主治医の片岡医師にインタビューしている。

 片岡医師は、一年浪人して京大の法学部に入学した。卒業して、JR西日本に幹部候補として入社した。幹部候補生は3年間は現場の経験を踏むということで、岡山駅で改札や車掌として働いた。JRの現場で片岡さんはさまざまな経験をする。

「私はJR西日本の三年間ですべてのものの見方、生き方の基礎のようなものを確立できました。その後はまったく変わっていません。」ということなのだ。遠回りをしたが、片岡さんの医師として人間としての基礎はJR西日本の3年間のなのだ。