TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 歯は物を噛みものを言う ~歯科受診の日に思うこと

 今から56年前に私の右側の一番大きい前歯が殴られて歯ぐきの中にめり込んでしまった。歯医者を受診したところ抜かないと咬み合わせが合わないという。「なんとか抜かないで残してくれと頼んで残してもらった。」「かみ合わせができあにから少し削っておきましょう」ということになった。それが、摩訶不思議で2週間くらいで歯が元の位置にもどってきたのだ。その後56年数か月後の現在まで私を支えて生きてきた。これは、空手部の練習中の事故だった。友人のRH君の場合は、歯がぽろっと折れて取れてしまった。そんな事故もよくある野蛮な学生時代のことだった。
 ということで、いま私の歯は46本が健在である。私の家内の場合も親知らずを抜いているが40数本が健在である。歯があるうちは人は生きられるのではないかと思う。俗に言う、「は・め・ま」が弱ってくるのである。はは歯、めは目、まはマラ(すなわち性器)である。いずれも弱ってくるのは老いの証拠であろう。記憶と記録のために歯科健診に触れた。

 さて、今日の気になる本について触れたい。

(1)『僕が肉を食べなくなったわけ』(ヘンリー・マンス著、三木直子訳、築地書館,3190円)
 「潜入取材を重ねるうちに、菜食主義者にならざるを得なかった人気記者が綴る、食料生産の実態。」と書いてある。」
 貧しい農家で育った私は19歳までは、「菜食」を余儀なくされた。ために食べたのが、鶏肉であとは川魚、鰊、鰯くらいだった。18歳頃にはもつ煮込みを食べた。美味しかった。それだけである。それが酒を飲み肉を食べて急性膵炎になった。肉は体質的に合わないのかもしれない。
 最近、「ロピア」という肉屋さんの大きなお店が開店した。大量の獣肉を売っている。その意味で、この本は読んでみたい。

(2)『ダーウインの危険思想 新装版』(D.C.デネット青土社、5,940円)
 最近、ダーウインの『種の起源』を読み始めたが返却期限がきて中断したままだ。また読みたい。「ダーウインに消された男ーウオーレスの生涯」も読み始めたままだ。こんどの本は「従来の進化論解釈を超え、ダーウインの思想の神髄に迫る、リチャード・ドーキンス推薦」とのことだ。興味深い。