TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 合気道の日曜稽古のあとで朝日歌壇と俳壇を読む

 本日の稽古は双手取りの各種の技の稽古をした。本日も、「下実上虚」を心で唱えながら対応した。実は、一昨日の夜にお腹が調子悪かったので夜中にトイレに起きていた。それとは別に鼻つまりを感じていた。久しぶりの風邪症状である。本来なら稽古をやすべきと思ったが、19日から丸1週間ぶりであるので参加した。寒い日であったが双手取りの呼吸投げに少し気が付くことがあった。稽古子に飲み会にも参加した。ビール中瓶一本を舐めるように飲んだ。

 帰宅して、朝日俳壇を読んだ。トップからガザの戦争の歌が多い。みんなテレビや新聞を読んでイスラエルガザ地区ハマスの戦争に心をいためているのだと思った。実は私は世界の戦争を詠むうたがきらいなのだ。テレビや新聞を読んだだけ外国の戦争に感情移入ができるのだるか?できるから歌が詠めるのだろう。とすると私という人間は、本当に自分勝手な男なのだと嫌になってします。最近というか、この夏にFBで沖縄の米海軍で働いている女性医師(整形外科医)と知り合いになった。なんで私に「友だち申請」してきたのか不思議であったが、整形外科医という仕事に関心があったので了承した。それからが大変だった。「お早うございます。昨夜はどうでしたか?朝ごはんはもう食べましたか?」と書き込んでくる。返事をしないと「なぜ返事をくれないのですか?私はあなたは友だちでしょうに・・。」と書いてくる。「チャットはやりません」とお応えしたのだが・・・。その女性医師が、先週、突然にシリアに転籍となって赴任していった。かなり厳しい仕事をしていると分かった。その女性医師には息子がいるといっていた。早く退職して息子の世話をしたいと書いていた。もしかしたら、(ご主人とは死別している)息子との関係がよくなくて、息子にかくようなメールを日本の爺たる私に書いてきたのかもしれない。朴念仁の私には外国の女性と友達になるのは無理なようなのでもうメールはやめてしまいたい。友だちから削除したら失礼かな?
 それはさておき、「毎日のように映像で報じられるガザ攻撃の状況。その中から戦争の悲惨な現実を永遠に訴え残そうとする歌が沢山投稿されている。」と撰者のお一人の馬場あき子さんが書かれている。

 <怪我の子を抱きて「神よ」と叫びつつ瓦礫のなかを走るち父親(観音寺市 篠原俊則)>
 <腕に名を油性のペンで書かれつつ父親の顔覗くガザの子(堺市 芝田義勝)>
 上の二首は馬場さん撰。

 <腕に名を書かれなければならぬ理由(わけ)ガザの児は知る誰言わずとも(堺市 芝田義勝)>⇒高野公彦、佐々木幸綱共撰:
 堺市の柴田さんは、二首が当選している。

<モザイクがかかって見にくい物体が遺体だと知るまでの三秒(五所川原市 戸沢大二郎)⇒永田和宏撰:
 戸沢さんは、常連の当選者だ。いつもテレビも新聞も歌の題材を探しながら見たり読んだりしているのかな?

 戦争の歌以外に気にいった歌を書いておきたい。

<蝶の影蝶を離れて命あるものの如くに路上に弾む(鴻巣市 松橋雅実)>⇒高野公彦撰;
<泣きながらぎゅっとどんぐり握ってた少年のまま七十超える(浜松市 久野茂樹)>⇒永田和宏撰:
<かわいいというイメージが崩れ去りクマさんの絵を描けないでいる(横浜市 菅谷彩香)⇒佐々木幸綱撰:

 やはり、戦争をうたうよりも「私」の身近の状況を詠う私歌が好きだ。松橋さん、素晴らく生き生きとした瞬間を切り取ったね。

  蝶の影蝶を離れて命あるものの如くに路上に弾む(鴻巣市 松橋雅実)

 次に俳壇を読む。

<案の定ランボー読めば風邪ひけり(栃木県壬生市 あらゐひとし)⇒大串章撰:

<空っぽがこっぽしている秋の空(東村山市 内海亨)>⇒高山れおな撰:
 あらゐひとしさん、ランボー読むと風邪を引くの?慣れないことをしてはいけないのかな>