TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 今日の気になる本『1000日間の葛藤 ー新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録』(尾身茂、日経、1980円)

 一昨日(12月3日は八ヶ岳近郊のグリンヒル新宿に1泊して「三歩会」の忘年会を過ごしてきた。帰りには京王線永山駅から都立長沼公園に遊んだ。昨日、往路の中央線の中で懸案であった「ハザール」の本が既に念校を終了して校了になったとの知らせを受けた。帰宅して、つぎのような返信メールをお送りした。今年の3月に始まった「ハザール」の本との関わりはおわったことになる。記憶と記録のために返信メールを掲示しておきたい。

 < 城田俊 先生
 ご連絡有難うございます。「ハザール」の進捗状況がわかりました。仕上がりに向かってよかったと思います。最後は駆け足になったようですが、水声社としては印刷会社のスケジュールに上手く載せて一日も早く世だしたいという希望があるのではと推察します発行日・発売日はいつになるのでしょうか?
 私の方は比較的に元気でおりますが、寄る年波でいちど引くと風邪はながびきます。風邪とともに一昨日から予定されていた山歩きの会の「忘年会」で八ヶ岳近辺に一泊して先ほど帰宅したところです。そのため、昨日のご連絡メールは中央線の中で拝見したので、お返事が今頃になりました。
 とにもかくにも大著が世にでるのは本当に喜ばしいことに存じます。一段落ついたところでお疲れのでないようにご留意ください。新刊を拝見できるのを楽しみにしております。お返事にて。2023年12月4日 富永悳夫>

 さて、帰宅して新聞をみると、標記の本の広告を目にした、二度目である。夏頃にでたので売れて読まれているのだろう。読んでみたいので概要をまとめておきたい。宣伝文句をランダムに記述するだでも内容が推察できる。

・「天声人語」で紹介、話題沸騰!
・激しい議論、折衝、苦悩・・・。その時何があったか。知られざる真実!
・足りない疫学データ、不明確な政府と専門家の役割分担、社会経済活動と感染対策のバランス、一般医療とコロナ医療の両立・・・。
新たなパンデミックに備えるために、未来に伝えるべき「葛藤の記録」
・「ルビコン川を渡りますか」 私はメンバー全員に聞いた。皆の気持ちは固かった。作業を終えて会議室を出たときには、外は真っ暗闇で暴風雨が吹き始めていた。この日がその後も続く、専門家たちの葛藤の始まりだった・・・。
・尾身会長、初にして唯一の手記。
・政府・分科会長、唯一のコロナ手記。
・100年に一度の感染症危機が日本社会に投げかけた問い。
・100の暴言の裏に100のドラマ。

<コメント>
 新型コロナウイルスの感染危機はまだ終わっていない。少し書くのが早すぎないか?日経が書かせたんだろう。テレビで見る限り、政府の分科会長としての尾身さんの発言は「それなりに慎重であった」と思う。軽はずみな発言ではなくWHO時代の経験に支えられた専門家の重さをもっていたとの印象がある。