TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「第三章 反ユダヤ主義の生理と病理」(『私家版・ユダヤ文化論』(内田樹)』を読んでいるんだが・・・

「第三章 反ユダヤ主義の生理と病理」(『私家版・ユダヤ文化論』(内田樹)』を読んでいるんだが理解出来ない。文脈についていけないのである。頭のいい奴の書いた本は難しい。この本で内田さんは小林秀雄賞を貰っているんだから評価された本なのだろう。因みに件の本は内田さんの若書きであるのだろう。

 この章は、
 1 善人の陰謀史観
 2 フランス革命陰謀史観
 3 『ユダヤ的フランス』の神話
 4 《バッド・ランド・カウボウイ》
 5 騎士と反ユダヤ主義
 6 モレス盟友団と個人的な戦争
 7 紀原ファシズム

 上記の7項目からなっている。
 モレスという興味深い人物を生々しく描いている。要するに近代フランスの思想について書いている。この章を私は読みこなし得てはいないのだが「終章」に次回はすすむことにする。

 本日の気になる本を書いておく。
(1)『ユダヤ人はいつユダヤ人になったのか バビロニア捕囚』(長谷川修二、NHK出版、1100円)
 「ユダヤ人とは何者で、なぜ迫害され続けたのか?「バビロニア捕囚」をキーワードにユダヤ人の謎に迫る。」という本のようだ。興味深い。

(2)『ブツダに学ぶ 老いと死』(山折哲雄、869円、朝日選書)
 山折さん、病気で筆をもう擱いたと思っていた。「92歳、幾度の大病を経て、著者が得た夢幻の境地」と、キャッチ・コピーにある。「いかに穏やかに死を迎えるか。当時超高齢80歳のブツダの生涯は学びの宝庫。坐る、歩く、食べる。体で教えの神髄に迫り、軽やかに一日を生きる術。」

(3)『一億三千人のための『歎異抄』』(高橋源一郎、891円、朝日新書

(4)『藤原道長紫式部』(関幸彦、935円、朝日選書)
 「光源氏のモデルは道長?「貴族道は」は何に重きをおく理念か?最高権力者と超一級の才女を軸に、400年間咲き誇った平安王朝の真実を明らかに」なんだって。平安時代って400年も続いたのか・・・。興味深い。