早朝から地震があった。私たちの住む麻生区は震度4であった。それでも最初の一撃は凄かった。ことなきを得たが能登半島地震の壮絶な爪痕がなまなましいので地震の恐ろしさが伝わってきた。
<紙の本 紙の新聞 アナログの言葉は真っ直ぐ心に届く(観音寺市 篠原俊則)⇒高野公彦撰:
篠原さん、こういう分かりやすい歌も作るんだ。
<糞ばばあ梅干しばば鬼ばばあそんあばばあが昭和にはいた(大和市 水口伸生)⇒永田和宏撰:
ことば遊びのようで凄い歌だね。
<児童より父母と祖父母の多くいる小学校のマラソン大会(観音寺市 篠原俊則)>⇒馬場あき子撰:
篠原さんは常連当選者の歌人だ。もと教師の方らしい。このような素朴な歌も詠むんだ。
<兄妹に会うと長女の顔になる母が毎朝するスクワット(さいたま市 粟田幸生)>⇒佐佐木幸綱撰:
粟田さんの母親が長女なんだろう。スクワットで鍛えている元気で健気なお母さんなんだ。
読んでいたら、鬼形君がまた選ばれていた。毎週のように投稿しているのかな?
<リヤカーを引きシクラメン売る農業高校生の年末の笑み(安中市 鬼形輝雄)>⇒高野公彦撰:
次に、俳壇を読む。
<つまらんな山は眠るし誰も来ぬ(郡山市 寺田秀雄)>⇒高山れおな撰:
<朝俳句昼日向ぼこ宵酒宴(川崎市 神村謙二)>⇒小林貴子撰:
続く