TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

洗面台の排水パイプの掃除をした日に『東京都同情塔』(第170回芥川賞受賞作品)を読み終えた ~「おどろおどろしい読後感」

 洗面台の排水パイプの掃除を7年ぶりくらいに実行した。洗面台のS字に曲がった排水溝は誰が考えたのか大きなゴミが直には流れなゆおにするための工夫だろう。すぐれた構造だと思う。後で組み立てる際に謝らないようにメモ書きし写真を撮って進めた。約1時間は何くらいで綺麗になった。これなら、次回は台所の流し台の下のパイプも取り外して掃除をしたい。こちらは2時間くらいは時間がかかるかもしれない。
 夜になって、『東京都同情塔』(第170回芥川賞受賞作品)を読み終えた。だが、こういうのはもうわからないとしか言えない。「おどろおどろしい」読後感のみが残った。あらためて、「受賞者インタビュー」を読んでみた。
 「まず、小説を書く前にものすごい量の資料を集めます。私は一人の人間の妄想だけで小説を書くのは無理だと思っていて、最低百冊は資料を読まないと書けないと考えています。」

 へえ、そういう書き方のひともいるのかと思って驚いた。やはり、小説のことを「創作」ともいうが、文字である世界を作りだしているのだとしった。それにしても、こういう作品を選ぶ選考委員はどういうひとなのかと「選評」を読み返した。いまの、芥川賞の選考委員は「小川洋子奥泉光川上弘美島田雅彦平野啓一郎松浦寿輝山田詠美吉田修一」の9名だ。これらの選考員はいずれも小説家だが、これらの人の作品を殆ど読んでいないとしった。島田雅彦山田詠美川上弘美、くらいしか読んだことがないのだ。
 ということで、松浦寿輝のことを調べたら、おもしろそうな人だ。読んでみたい。