皐月25日のよき日に第61回全日本合気道演武大会に参加した。両手取りから呼吸投げ、入り身投げ、小手返し、四方投げの技を演じた。当会の演武は午前の第一部20番の青畳。参加者はS師範以下13名であった。そのあとで靖國神社を参拝した。境内のテーブルで懇親会をやってから一人先に帰路についた。
16時過ぎには武道館を辞した。そのため第二部最後のほうの遠藤征四郎師範、多田 宏師範、そして最後のおおとりの植芝守央道主の演武も見ることもできなかった。
今年も神戸の凱風館の内田樹さんの演武を見たいと思ったが叶わなかった。私たちは20番の演武で内田さんたちは26番の演武であった。多田師範の流れをくむ内田さんはどんな演武をされるのだろうか?興味がある。
さて今日の気になる本としては内田さんの本を取り上げておきたい。
(1)『勇気論』(内田樹、光文社新書、1,760円)
「変なほんです」と広告にある。「孔子、フロイト、大瀧詠一、伊丹万作・・・。今、日本人に欠落している「勇気」に関する論考があななたの心を軽くする。」
「もやもやを抱えた編集者の9通の”カウンセリング”往復書簡」もついているらしい。どんな本なだろうか?それにしても、内田さんは次々を本をだす。編集者がしかけるんだろうか?
(2)『精神科治療学 第39巻5(最新号)』(星和書店、3190円)
特集テーマは「高齢発症の精神疾患―診断・治療の新しい知見―」なんだって。「本特集では双極症、抑うつ症、不安症など様々な精神疾患を取り上げ、その診断・治療・配慮・工夫を紹介」とある。どんな特集なのか興味がある。