TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

横浜総合病院に行った日に「『正法眼蔵』を読む」を読む〜 わからんなあ、読みきれない

 本日は同伴者Yさんの横浜総合病院への三カ月振りの受診日であった。この受診は生涯にわたり続くのである。病院は人生の縮図のようなところだ。私は先日来の自己嫌悪に苛まれながら同伴した。待合のベンチで「『正法眼蔵』(南直哉、講談社新書メチエ」を読んでいた。

 第二章「現成公案」を読むⅡ」を読んだのだがさっぱり理解できない。
 そもそも、「現成公案(げんじょうこうあん)」という言葉が分からないのだ。安直にネットで調べてたら、こう書いてあった。
 <75巻本『正法眼蔵』の第一巻の題名をなす「現成公案」という語は、道元の禅仏教の根本思想を表現している。「現成公案」とは、目前現れているものが、そのままで絶対の真理であることを意味している。>
 この説明をよんでもさっぱりわからない。道元はどういう人なんだ。ウキペディアにはこうあった。
 <道元は、正治2年1月20日(1200年1月26日)~建長5年8月28日(1253年9月29日)は、鎌倉時代初期の禅僧。日本における曹洞宗の開祖。晩年には、希玄という異称も用いた。道元禅師とも呼ばれる。主著の『正法眼蔵』は和辻哲郎スティーブ・ジョブズら後世に亙って影響を与えている。>

 スティーブ・ジョブズといえば、アップル(Apple)の創業者の一人ではないか。その人がどのように道元を学んでいたんだろうか?いま、i-Phoneを使っているんだが、まさかここで道元に遭遇するとは不思議な縁だ。それにしても、道元は52歳、スティーブ・ジョブズも57歳で亡くなっている。生きるのは長さではないなと77歳の爺は思った。