TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

禁酒が5日目になった ~その効用はなにかの考察~「食後の眠気が起こらない」

 久しぶりの禁酒が5日目を越えた。その効用について、あるいはその結果について纏めときたい。今回の禁酒開始は、ある重大なミスを「残心」不足のために起こしてしまったことに起因する。激しい自己嫌悪と悔恨のために、「とても飲む気になれない」心境から禁酒となった。この5日間、「酒を飲みたい」という欲求は全く起きてこない。それが不思議だ。「とても飲んではいられない」という気分だったのだ。酒なしの5日目の夕食を7時40分に終えた。すぐに片ずけをして、お茶を飲んでから、新聞の夕刊記事をざっと見ていたる。酒なしで夕食を食べると勢い咀嚼が丁寧になる。そのためか普段の量の副菜とご飯(茶碗一杯)で満腹感が満たされてくる。不思議である。20時10分には既に消化が大分進んでいる。これまであった食後の眠気は起こってこない。そのためにこのブログが書けている。
 禁酒5日目の効果は以下のように纏められる。
 (1)朝起きて鏡で顔を見るとむくみがない。
 (2)食後の眠気が起こってこない。
 (3)食後の片ずけと食器洗いの際に体が重い感じがしない。
 (4)本が読める。
 (5)ブログが書ける。

 ここで、だいぶ前に購入して読んでみた『しらふで生きる』(町田康幻冬舎、2019年)、を書棚から抜き出してきた。表紙にこう書いてある。
 「30年間毎日酒を飲み続けた作家は、4年前から一滴も飲んでいない。何が起きたのか?どうやってやめたのか?
 人生の寂しさと短さを酒なしで味わおうと思った。

 町田さんが、この本を出した2019年には、既に酒をよして4年も経っていた。その時から既に5年がまた経過している。ということは、町田さんが酒をやめて10年近くなる。町田さんは、1962年1月15日生まれだから今62歳で、私よりも15歳も若いのだ。ということは52、2歳くらいで酒をやめたことになる。私が今やめても町田さんよりも、25年遅い決断になる。まあ、いいか、思い立った時が「吉日」と考えることにする。意思の弱い私に禁酒から断酒への移行ができるだろうか?やはり、そうちに「飲みたい」気持ちがおこってくるだろう。その時が正念場であろう。その時は、今回の心の動きにいたる「不甲斐ない自身」の弱い心と「残心不足」を強く思い出そう。

 禁酒の利点は、「食後の眠気が起こらない」の一言につきる。そために、毎日の読書と書き物ができる。これが一番の効用だと感じた。

 禁酒から断酒にすすむために、5日おきくらいに現状と心境を書いておきたい。

 最後に、今日の気になる本を書いておく。

(1)『泉鏡花 きのこ文学集成』(飯沢耕太郎編・解説、作品社、2900円)
 「世界に冠たるきのこ文学、鏡花の8作品を集成。」と宣伝にある。これらの作品は全集にも収録されているのだろうか?

(2)『70歳が老化の分かれ道―自立した晩年をもたらす70代の健康術』(和田秀樹、詩想社、1100円)
  この本は知っているが、まだ読んでいないのでリクエストしてみたい。