TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

私の「医人」たちの肖像―(151)熊本悦明先生と「男性医学」のこと

(161)私の「医人」たちの肖像―  熊本悦明先生と「男性医学」のこと

 

 熊本悦明先生は、札幌医大泌尿器科の教授であった。たんなる泌尿器科の教授にとどまらず我が国の「男性医学」の創始者であった。1929年東京生まれ。東京大学医学部卒。39歳で札幌医大医大泌尿器科・教授。自らが中心となって立ち上げた「日本メンズヘルス医学会」名誉理事長。現在は、「オルソニック銀座」(東京中央区)で、名誉院長として診察中。(以上は、2019年当時のデータ
 本日、古い資料を整理していたら、以下に提示する資料がファイルからでてきた。確か、2010年の12月あるいは私が退職する直前の2011年1月に熊本悦明先生にお目にかかる機会があった。残念ながら手帳のメモがない。多分、雑誌「臨床泌尿器科」のインタビューの機会に同席したのかもしれない。その頃は、熊本悦明先生は、札幌医大名誉教授で、自宅を東京都内に移していたようだ。資料は次のようだ。
(1)テストステロンは男の生命力の源―車のエンジンオイルのようなもの―(Anti -Aging Medicine  Vol.6 No.1、2009年)

(2)今、メンズへルスの時代(「綜合臨床」第59巻7号、2010年7月)、
(3)”男の生理”を知らずして床の抗加齢医学を語るな(「総合臨床」第59巻7号、2010年7月)

(4)加齢性男性性腺機能低下OH)症候群診療に対されるもの―並木幹夫・熊本悦明・柳瀬敏彦・永井敦(「日本医師会雑誌」第139巻第9号、2010年月)

 熊本悦明さんに直にお目にかかった2010年当時、既に82歳頃であったが、口ひげが見事で小柄であるが矍鑠としておられた。ご自身もテストステロン(男性ホルモン)補充療法を実践していたのであろう。みに本日検索したら医療ジャーナリストの熊本さんの次女・熊本みかさんが、父・熊本悦明さんが2021年に逝去されたことに触れていた。転倒による頭部硬膜外血種が死因らしい。

 熊本悦明著「さあ立ち上がれ 男たちよ!(幻冬舎)という本を読んでみたい。

 

(2024.6.15)

(私の「医人」たちの肖像―(151)熊本悦明先生と「男性医学」のこと)