本日も相変わらずの猛暑日であった。しかも、台風5号が東北地方に上陸して横断して日本海に行った。東北地域には観測史上で最大の降雨量を示した。予想ができていながら防げないのが自然災害である。本日は8日振りに合気道の稽古に参加した。諸手取りからの各種の技の稽古をした。呼吸を意識しながら稽古に勤しんだ。
今日の気になる本を書いておく。
(1)『増補版 ある異常体験者の偏見』(山本七平、さくら舎、2200円)
<自分と日本人を戦争に引きずり込んだ「戦争指向の精神構造」!>と書いてある。『空気の研究』などで日本社会を支配するものの本質に迫った山本七平の原点は、戦場での凄惨を極めた体験にあた。戦争とは、日本人とは・・・・渾身の問いかけから、日本社会の問題点を鋭く追及!、なんだって。
山本七平と言えば、『日本人とユダヤ人』の著者として知られている(事実なんだろう)が、そのことには一言も触れていない。ベストセラーの同署のユダヤ人論は、間違っているという批判が多い。浅見定雄という人の「日本人とユダヤ人」批判の本を読んだことがある。この本は興味を惹かれる。
(2)『精神科医はへき地医療で”使いもの”になるのか?』(香山リカ、星和書店、1980円)
「ベテラン精神科医が総合診療委医に転身!一念発起して北海道のへき地診療所にやってきた。悪戦苦闘しなあ⒢ら診療する日々をつづったエッセイ。ということだ。チョット面白そうだ。