TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「自我の悲しみ」(『生きることと読むこと』高史明)を読み継ぐ

 高史明さんの本は哀しい。高さんは人間とは何か」を見極めたくて文学に傾倒していったのだ。「自我の悲しみ」の中には、次のような5冊の本が紹介されいる。

(1)『ラヴリー・レイディー』(D.H. ロレンス

(2)『歌う骨』(グリム)

(3)『リア王』(シェイクスピア

(4)『白い壁』(本庄睦男)

(5)『出口なし』(J.P. サルトル

(6)『アンティゴネ』(ソポクレス)

(7)『風知る草』(宮本百合子

 本日は、(1)(2)を読んでみた。高さんがなぜこの本を紹介したのかわかる。何れも偽りの人間を描いている。最後にどんでん返しで終わっている。

 最後に、今日の気になる本を書いておく。

(1)『「いいじんせいだった」と言えるためにーがん終末期のガイドブック』(斎藤英一、星和書店、1980円)
 山崎章郎さんが推薦しているんだって。という事は、山崎さんはお元気でおられるんだ。
(2)『一日1杯 脳のおそうじスープ』(内野勝行、アスコム、1430円)
 脳トレよりも認知症予防に効果的なスーパーの食材で作れるスープ、なんだって。読んでみたい。そして、つくってみたい。