TomyDaddyのブログ

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「私のC型肝炎物語」第5章:MSD社の治験に参加―(2)服薬開始1週間:実薬らしいぞ!

(2) 「私のC型肝炎物語」 第5章: MSD社の治験に参加― 服薬1週間: 実薬らしいぞ!

 

■治験のスタート■

  • 2015年4月7日(火):

本日から治験が始まる。6時15分に起床した。6時40分に家をでて若葉台駅発6時50分で新宿に向かう。東大病院には8時40分頃に着いた。8時50分頃には内科受付を済ませて2階の臨床試験センターへ行った。臨床試験センター(25番)に行くと、担当の中門さんが身長・体重・血圧を測定してくれた。そして採血へ行く。治験は特別扱いで順番抜きに空いている採血デスクに案内してくれた。通常の4倍くらい(試験管に12本)採血した。試験センターに戻って採尿も済ませる。心電図も取った。戻って主治医の浅岡良成先生の問診を受ける。血液検査の結果は、AST、ALT、γ-GTPは、56、56、50であった。禁酒しているのでγGTPは確実に下がっている。血糖値が180 と高い。運動不足なのと食事を制限していないからだろうか? 「アミラーゼが高い」という。「膵臓の痛みはないですね?」と聞かれた。「何ともない」と応えた。私は27歳の時に急性膵炎の経験がある。膵炎の特徴である「アミラーゼが高い」と言われると一瞬驚く。

■治験薬の特殊ボトル開栓■

浅岡先生との面談の後で、CRC中門さんが薬の入った二つのボトルを持ってきた。ボトルは蓋が簡単には開かない特殊な作りである。蓋をとると銀紙で封印してある。白色ボトルにMK-5712(実薬あるいはプラセーボ)が入っている。褐色ボトルにMK-8742(実薬あるいはプラセーボ)が入っている。かなり大きな薬である。初回なので、中門さんがボトル栓の開け方、銀紙の開封も教えてくれた。水も紙コップに準備してくれた。かくして初日の服薬は終了した。製薬会社が治験参加に伴う被験者負担の軽減費用(つまり交通費と若干の謝礼)を支払ってくれるという。そのため銀行口座も申告した。次回来院は4月14日(火曜日)の午前8時30分とのアポイント用紙を貰って10時45分には全てが終了した。本郷3丁目から新宿経由で、帰りは小田急線で新百合ヶ丘に12時40分頃に戻った。

治験服薬:初日から1週間の記録■

  • 2015年4月7日(火)~14日(火):

(1) 4月7日(火):午前10時10分に病院で初回服薬。

(2) 4月8日(水):8時10分に服薬。7時15分頃に起床。寒い。みぞれが降っている。NHK朝ドラ「まれ」を見ながら食事。食後に2回目の服薬。今日は母の誕生日だ。生きていれば100歳くらいだろうか。この日は10時頃に家を出て海老名市の次女S家を訪れる。孫のJが小学校に入学したばかりで迎えが必要であり手伝いに行った。12時前にJ君が帰宅した。私は12時頃にインスタントラーメンの昼食を食べて茅場町のPENクラブ会館へ行く。15~17時まで会合に出席して18時30分頃には、はるひ野に帰宅した。服薬2日目は多忙だったが副作用は一切なかった。

■1年1組J君のお迎え■

(3) 4月9日(木):8時15分頃に服薬。朝起きてから少し頭が痛いような気がした。天気は薄晴れ。8時52分頃に車で出て栗平でガソリンを入れてから王禅寺の旧家に着いた。1階と2階の雨戸を開けて風を入れてから車を車庫に置いて柿生駅まで歩いた。柿生から小田急線に乗り、町田で快速急行に乗り換えて11時少し前には海老名駅についた。

本日は次女家の孫娘Rちゃんが海老名幼稚園の入園式であった。二人の迎えが重なったので、海老名小学校に入学したJ君のお迎えの援助を頼まれた。11時15分頃に海老名小学校へ着く。桜が満開で気持ちの良い天気だ。J君は1年1組。下駄箱の中にあったJ君の上履きを写真に収めてきた。11時30分頃に校庭で担任の先生からJ君を引きとって帰路についた。12時頃に海老名駅前のS家に到着した。

(4) 4月10日(金):8時27分頃に服薬。今のところ体調の変化は感じられない。妻Y子は、はるひ野地区センターへトリム体操に外出した。

(5) 4月11日(土):朝食後8時10分に服薬する。特に体調の変化はない。午前中にペンクラブから依頼された、夏目漱石の『趣味の遺伝』の電子化に伴う校正を行う。本日は合気道の稽古日である。午前11時10分頃から饂飩の昼食を済ませる。11時35分頃に柿生経由で生協ミヤクチーナまで車で妻に送ってもらう。そこからポーツセンターまで歩いて行く。13~15時まで稽古した。稽古の後で帰路は五月台駅のビーバー登山まで歩いて行く。五月台から小田急多摩線を利用して16時過ぎには帰宅した。仮眠の後で真光寺のイタリアンで夕食を摂る。合気道の稽古の疲れは残っているが体調は普通である。

(6) 4月12日(日):8時30分に服薬。7時25分頃に目覚めるまでバイクで道に迷って困っている夢を見ていた。尿意が強まり目覚めた。朝方に口の中が乾いている気がしたので起き抜けに白湯をコップに1杯飲んだ。朝食後に便意があり固いコロコロ便がでた。便秘も副作用だろうか?午前10時頃に統一地方選挙の投票に行く。投票を済ませてから横山の道へ行き少し散策をした。昼食は都民生協でパンと干瓢巻きを購入して食す。さらに若葉台からアイプラザまで歩く。疲労感が強いので、帰宅してから1時間余りの昼寝をする。副作用の一つとして「疲労感」があるので薬が効いている証拠かとも思う。あるいは久しぶりの合気道の稽古のための単なる普通の疲れかもしれない。

(7) 4月13日(月):8時35分に服薬。7時15分に起床。昨夜は2回トイレに起きただけなのでよく眠れた。疲労感は大分とれた気がする。朝から雨だった。外出せずにペンクラブから依頼されている夏目漱石『趣味の遺伝』の校正を午前と午後と3時間位かけて完成した。

■2回目の通院日―実薬らしい!■

  • 2015年4月14日(火):

(8) 4月14日:10時10分に東大で服薬した。本日は治験開始後2回目の通院日なので治験薬は家で飲まずに出発した。6時に起床。6時28分に家を出て6時46分の新宿行きに乗った。新宿駅に7時56分に着いた。大江戸線に乗り換えて本郷3丁目駅には8時15分についた。東大病院には8時25分位に到着した。食堂は8時30分からなのでカフェでモーニングセットの朝食(390円)をとる。8時40頃に2階の試験センターへ行く。担当CRCが中門さんから、最初に説明を受けた永井さんに替わっていた。9時に体温を測ると35度9 分。血圧は126/82/83。体重は61 キログラム。その後、永井さんと採血へ行く。採血担当ブースに白いきれいなスズランの花がさしてあったのが印象に残る。採血は本日も試験管に6~7本くらいと多い。25番の試験の部屋に戻り待機した。9時45分頃に採血結果が出た。浅岡良成先生の問診室に行く。採血結果は、AST、ALTが31、30と下がっていた。γ-GTPも49であった。

「実薬なのでしょうね?」と、浅岡先生が言われた。

(2018.11.9)

(「私のC型肝炎物語」 第5章: MSD社の治験に参加―〔2〕 服薬1週間:実薬らしいぞ!)