TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「私のC型肝炎物語」第7章: マヴィレット治療への挑戦―(2) 変異株があっても効くかもマヴィレット!

(2) 変異株があっても効くかもマヴィレット

町田肝臓友の会への手紙

  • 2017年10月22日:

(4) 10月22日(日):起床7時00分。本日は川崎市長と衆議院議員の選挙日であった。雨がひどかったのでY子と車で投票に行ってきた。夜にはボクシングのミドル級村田の世界戦があった。10月8日の町田の講演会から2週間が経過した。少し気持ちの整理がついた。10月24日(火曜日)が次回の東大病院(HCV内科)受診なので、マヴィレットについて相談するつもりになった。この情報を得られた感謝の意味も込めて以下の御礼の手紙を「町田肝臓友の会」へ送った。

「 拝啓 10月なのに台風が到来して雨続きで秋晴れが望まれる毎日です。町田肝臓友の会の皆さまにおかれましては御健勝にてお過ごしのことと拝察いたします。

さて、過日(10 月8 日)には貴会の講演会に初めて参加して貴重な情報を頂戴し心より感謝しております。当日はアンケートも提出せずに退出してしまいましたが、少しく落ち着いてきましたので御礼のお手紙を認める次第です。今回の町田友の会の講演会の情報は千葉肝臓友の会(TLC)より入手して参加した次第です。当日の講演参加への申込用紙にも記入しましたが、私は約20 年前(1998年)にHCVキャリアーであることが分り、爾来、複数の治療を試みましたがことごとく失敗して今日に至っております。したがって、加藤先生のご講演内容はとても参考になりました。次週10月24日が定例受診日ですので最新の治療薬が私にも適応になるのか主治医と相談してきたいと思っております。有益な機会をいただき改めて御礼を申し上げます。

また、何かの機会がございましたら情報を頂戴できれば幸いです。よろしくお願いいたします。

 敬具 (10月22日)」

■新薬マヴィレットへ期待高まる■

(5) 10月24日(火):起床6時20分。天気は晴れ。1カ月ぶりの東大(HCV)受診日だ。超音波検査もあるので朝食をとらずに、6時58分発ではるひ野駅を出発した。新百合ヶ丘経由で8時前に本郷三丁目駅に着く。8時12分頃に東大病院受付を済ませた。受付番号88(末広がり)で幸先がよい。8時45分頃に採血する。直ぐに生理検査に行くと9時5分に呼ばれた。検査後に地下の喫茶店三四郎モーニングコーヒーの朝食を摂った。診療予約は10時30分なのでゆっくりと2階に行く。珍しく早めの10時20分頃に呼ばれた。AST、ALT、γ-GTPは46、39、39であった。

■変異株があってもマヴィレットは効くか?■

予期した通り新薬のことが話題になった。

「是非、チャレンジしたい」とお伝えしたところ、「虎の門病院か武蔵野日赤を受診して医療費補助申請をするシステムがある」との説明があった。

私のHCVにはL31、Y93の変異株がある。「今度の新薬マヴィレット(アッヴィ社)は変異があっても大丈夫だ」という。「しかし、L32に変異があると効き目が悪い」とのことだ。新しい治療のために主治医の浅岡先生が外来の後で診断書を書いて送ってくれることになった。

マヴィレットは3週間前の9月27日に厚労省の保険適用の認可が下りたばかりであった。この日には何時から使えるのかも詳細は明らかでなかった。マヴィレットの服用に際しても医療費補助申請が使えるようだ。しかし、私は2016年10月から2017年1月にかけて既に医療費補助を一度受けて、ハーボニー治療を行っている。そのため医療費補助申請ではなくて、70歳を超えているので個人負担額が20%支払いで済む「高額医療費制度」を利用する方法もとれるとの話があった。

マヴィレットの発売は12月予定なので、次回に詳細を詰めることにした。次回診察は4週間後の11月21日(火曜日)に、DM内科の受診予定が既に入っていた。HCV内科もその日にしてダブル受診となった。この日は、10時30分には診察が早めに終了した。本郷三丁目と新宿で用事を済ませて、12時30分頃には帰宅した。

(2018.12.23)

(「私のC型肝炎物語」 第7章 マヴィレット治療への挑戦―〔2〕 変異株があっても効くかもマヴィレット!)