TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

ファイザーのワクチン効果-ウイルス変異「影響小さい」

 日本でも新型コロナウイルスワクチンの接種が近づいてきた。政府の発表によるとファイザー製のワクチンが利用されるようだ。我ら65歳以上の高齢者にもファイザーワクチンが使われる。

 標題のような記事が朝日新聞夕刊(2021年2月10日)に出ていた。記憶と記録のためにが概要をまとめておきたい。
 ファイザーとビオンテックが共同で開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、英国や南アフリカなどで報告されているウイルスの変異がワクチンの効果に与える影響は小さいとする研究結果を、同社などのチームがまとめた。この成果は、米医学誌、「ネイチャーメディシン」に、2月8日に発表された。(「ネーチャー」は英国の科学誌だが、「ネーチャーメディシン」は米国なのだろうか?)チームは、英国の変異ウイルスに似せたウイルス、両方に共通する変異を入れたウイルスの三つのウイルスを人工的に作製。ワクチンの有効性を確認する治験に参加し、すでに接種を受けた20人の血液成分を使用した。血液成分がそれぞれのウイルスの増殖を抑える能力を調べたところ、変異前のウイルスに対する能力と比べて、0.81~1.46倍の違いがあった。同チームは、「ワクチンの効果に対する変異の影響は小さいとされる」と説明している。一方、あくまで血液成分で調べた結果であることなどから、「変異ウイルスに対するワクチンの有効性についてしっかりした結論を出すにには、(実際に発症するかどうかへの影響まで見るような)臨床データが必要」としている (野口憲太さんの署名記事だ)