先週から、和田さんの「六十代と七十代の心と体の整え方」を読んでいる。和田さんは本をたくさん書いている人なんだが、この本はかなりのエネルギーを入れれ書いているとしった。
第三章「心の整え方」が役に立つ。
和田さんは、不安の解消として、「森田療法」を高く評価している。森田療法は、1918年(大正8年)、精神科医の森田正馬(まさたけ)博士によって創始された療法なんだという。名前は知っているが中身は知らなかった。
「あるがままでよい、あるがままより他に仕方がない、あるがままでなければならない」が治療法の主眼だと述べているんだという。「不安を受け入れて、不安とうまく付き合うのが森田療法のコンセプトなんだという。ということは、五木寛之のいうところの、諦める(明らかに極める)というのも、森田療法に通ずるのだろう。
和田さんが、唐代の放浪詩人う武陵の「勧酒」という詩を紹介していた。
(更新予定)