TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2011年3.11から11年目の3.11-忘れない日のために

 11年目の3.11が周ってきた。あの日の3.11から11年、時間が止まった方もたくさんおられるだろう。あの日3.11から11年後の3.11、ウクライナでは新たな惨劇が始まっている。
 11年前の3.11、1ヶ月余り前の1月末で現役勤務から私は解き放されていた。偶然にも、その日は週三日勤務も休みだった。暢気に次女の自宅を訪問していて震災に遭遇した。従って、当日は帰宅困難も経験していない。私は傍観者に過ぎなかった。それからの11年、娑婆で生きることが修行ならば私なりの修行(馬齢)を重ねてきた。
 本日は新聞記事から3.11の記憶を呼び起こし、そして今日の3.11をウクライナ情勢にからめて記憶と記録のために書いておきたい。
東日本大震災から11年
<全国で関連死を含む死者・行方不明者2万2207人が出た東日本大震災から、11日で11年となる。関連死は今も増え続け、避難者が全国で3万人を超えるなかで、被災地への支援はほそりつつある。>

 死者  行方不明者  震災関連死  県外避難者
 岩手県 4675 1110 470 741
 宮城県 9544  1213 929  3396
 福島県 1614  196 23  2万6692
 3県で 1万5833 2519 3731   3万829

(死者、行方不明者は警察庁まとめ、震災関連死は被災自治体へ取材、 県外避難者は復興庁まとめ(2月8日時点)

 上記は、朝日新聞(3月11日)の記事より転載した。仙台や福島に住んでいる友人も複数いる。震災直後に、支援物資を送ったりはしたが、どうしても自ら当事者の立場になって寄り添い考えることができない私がいる。上記のような数字を確認することで惨状を記憶に留めておきたい。

ロシア・ウクライナ―外相会談 停戦に進展なし
 戦争はいつまで続くのだ。
ウクライナ情勢をめぐり、ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相が、3月10日、ロシアの侵攻後初めての直接会談に臨んだ。市民の犠牲が後を絶たないなか、停戦への大きな進展はなかった。一方、南東部マリウポリでは産科病院が標的になるなど、ロシアの攻撃は激しさを増すばかりだ。>
 上記の会談には、仲介に積極的な姿勢を見せてきたトルコのチャブシュオール外相が同席して、トルコ南部のアンタルヤで開かれた。トルコは、黒海を挟んで、ロシア、ウクライナ両国と向かい合う位置にある。トルコは、北大西洋条約機構NATO)の加盟国だが、双方と軍事協力などを含めた緊密な関係を築く特異な立場にあるんだという。古くは「露土戦争」など戦争の歴史がある。
 こんな中で、一般市民の犠牲は止まらない。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は現地時間、3月9日、午前0時の段階で、ロシア軍の侵攻が始まって以降、ウクライナで民間人516人が死亡し、908人が負傷したと発表した。死者のなかで37人が子どもだという。

 記録と記憶のために、ロシア・ウクライナ戦争の記事を引用した。(高野裕介、松尾一郎さんの署名記事より)