TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

稲盛和夫さんと五木寛之さんの対談本のこと、そして福島章さんのこと

 稲盛和夫さんと五木寛之さんの対談本を読んだことがある。タイトルはわすれたが、このブログで既に紹介した。

 稲盛和夫さんが、8月24日(2022年)に亡くなった。老衰で90歳で死去とのことだ。90歳くらいで「老衰」で死去との報道を散見する。「老衰」とは、癌とか腎臓病とか、はっきりした死亡の原因が特定されないで、いわば自然死として亡くなったということなのだろう。稲盛さんの書かれたもの(対談本が多いかな)を読んで、そのお人柄に惹かれて来た。実業家だから、利益をだすことが本筋なのだろうが、稲盛さんの場合は単なるお金儲け主義ではなかったようだ。この際に、履歴を調べてみた。
 1932(昭和7年)、鹿児島市で7人兄弟で次男として生まれた。1950年に鹿児島玉龍高等学校を卒業して、大阪大学医学部を受験して失敗。当時は新設の鹿児島県立大(現鹿児島大学)の工学部・応用化学化で有機化学を専攻した。1955年年に卒業して、有機化学の教授の紹介で、松風工業に入社した。1958年、退社する。1959年、業績の悪化した松風工業の社員8人を引き連れて京都セラミック(現・京セラ)を京都で創業する。
 その後の、京セラの発展は、稲盛さんの本に書いていある。読んだこともある。たしか、電気の絶縁端子の販売の業績が成功して、会社が大きくなったのではなかったろうか。稲盛さんは、のちに、第二電電KDDI)を作ったり、経営の神様として日本航空の立て直しににも尽力された。

 稲盛さんは、私よりもたった15歳年長でしかないのだと気が付いた。稲盛さんは、中村天風松下幸之助から影響を受けたといっているんだという。

 稲盛さんの逝去に接して、記憶と記録のために、ここに取り上げた。

稲盛和夫さんと五木寛之さんの対談本」をまた読んでみたい。稲盛さん、お目にかかったこともないし、雲の上の人ですが・・・。ご冥福をお祈りします。

 この8月には、精神医学の福島章さん(86歳)が、亡くなっていた。福島章さんは犯罪心理学の専門家だ。医師であるが上智大学文学部の教授をしていた。その関係で福島さんの死亡は、8月23日に、上智大学より告示された。福島さんには直接お目にかかったことはない。大久保清事件(1971年)、新宿西口バス放火事件(1980年)、等々で犯人の精神鑑定を行っている。福島さんの本は、なにか読んだことがあるかもしれない。犯罪心理学を題材にした小説も執筆している。