著者の前田さんは、前「新潮」編集長なんだといいう。神楽坂の駅近にある「新潮社」という出版社は気になる会社だ。雑誌「新潮」、廃刊になった「新潮45」とか、「週刊新潮」、「新潮文庫」もある。日本の文芸出版社では、文藝春秋、講談社と並んで老舗といえるだろう。
広告のキャチコピーにこうあった。「一度きりの人生、読まずにしねない本がある。」「キケロ、モンテーニュから古井由吉、山田風太郎まで、より善く老いるための箴言を厳選しガイドする。」
新潮選書の一冊だ。編集長が自分のはたらいていた会社から出版するんだから厳しい選抜を経てのことだろう。
本日は、都立長沼公園で午後のひとと時を楽しんだ。あと何冊の本を読めるか。これから読書にとりかかる。