TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「LGBTQ」のことが気になるー理解しきれないが良い方向に・・・

   小中学校の同級生だったYH君は、今から考えると「G」だったと思う。「G」というよりも、そもそも「女の子」として育ってきたんではないかともう。男女双生児の兄(男子)で妹(女子)も同級生だった。外見は男の子であったが、内面は女の子であったのだと思う。勉強のよくできた聡明な男子であった。所作が女の子のようであったので苛めの対象になっていた。
 時を経て、私が19歳のときに入学した大学教養部のクラスのTS君は、「ゲイ(G)」であると公表(カミングアウト)していた。小説家志望で「ゲイ」を主人公とした小説を書いていた。国文科大学院まで卒業して教師になった。その後も「ゲイ」として生きとおしている。早い段階で袂を別って近況はしらないが、苦しみながら、まだ社会が無理解であったが、強い意思で生きていた。「バイセクシャル」であったので、結婚して一女児を得た。すぐに離婚して子どもを母親に託して一人で生きてきたようだ。
 ところで、「LGBTQ当事者として(攻める議会(4)」という興味深い記事が本日(2023年1月4日)朝日新聞の夕刊に載っていた。盛岡市議会の議員加藤麻衣さん、松山市議の渡辺啓之さんのことがでていた。世の中は随分と変わってきた。これは良い方向なんだと思うのだが、なかなか理解しきれない。それこそ、私のほうこそ「稚くして愛を知らず」というような男女の恋愛の機微もわからない盆暗な少年のままで大人になった。
 「稚くして愛を知らず」って、石川達三の小説だが、どいう内容だろうか?どうも激動の時代の少女の物語のようだ。上の文脈とは全く関係なさそうだ。なぜか本のタイトルが気になっていた。「愛」ってなんだ。