TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 岩室紳也さんが「オトナの保健室」(朝日新聞)載っていたので触れておく

 『動きすぎてはいけない』などの思想書で知られる哲学者で、作家の千葉雅也さんが新作の小説『オーバーヒート』(新潮社)を出した。千葉さんはゲイで立命館大学教授なんだという。2019年に野間文芸新人賞を受けたデビュー作『デッドライン』以来、同性愛をモチーフにした小説を書いている。読んでみたい。ゲイといえば、大学時代の友人のTS君を思い起こす。彼もゲイであることを友人たちにカミングアウトして、ゲイの小説を書き続けていた。不覚にも了見のせまいことに、わたしは彼を理解できずに袂を別って現在に至る。

 さて、岩室さんは泌尿器科でありエイズ教育の専門家である。いまから20年くらい前に、雑誌「公衆衛生」の編集委員をしていただいた時代に知り合った。といっても、こちらは黒子の編集担当だったので岩室さんは覚えていないだろう。

 標題のオトナの保健室のタイトルは、「男性もコンプレックス」とある。
<男性器とはどんな存在でしょうか。男らしさの象徴? 重要なのはサイズや形状? 男性器を描いた漫画『それはただの先輩のチンコ』(太田出版)の作者である「漫画家の安倍洋一さんは、「作品の背景に思春期の恐怖があった」と話す。>

 岩室さんは、泌尿器科医で男性の性と40年ほどつきあってきた。
<亀頭が露出している「露茎」はだいたい3割。7割は勃起以外は皮を被っている包茎です。皮はいいですよ。摩擦を吸収し、コンドームをつけたときに外れにくい。>
 とはいうもののこうも書いてある。
<むき方や洗い方を覚えないまま、後々トラブルに見舞われる人をたくさん見てきました。小さい頃からむいて、清潔にと勧めていまう。>
 <・・・・性のコンプレックスを友達と話し、風呂でいろんなペニスを眼にして、「みんな違って、みんないい」を学んでいった気がします。・・・・>